【月経周期ごとの養生法】排卵期(20150626)

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【月経周期ごとの養生法】排卵期(20150626)

2015-06-26

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

6月も終わろうとしています。
まだジトジトした梅雨は続きそうですが、
梅雨が明ければ夏本番です!

今から規則正しい生活をして
ちゃんと栄養のある食事をして体力をつけ、
夏バテ予防に励みましょうね♪

さて。
最近は続けて【月経周期ごとの養生法】というテーマで
お送りしております。

月経期、卵胞期ときて、今回は”排卵期”です!

この排卵期の悩みを持っている方、
意外と多いんですよね(゜Д゜)

排卵痛は生理痛みたいにメジャーなものでなはないので、
あんまり気にしないようにしているけど、
実は気になっている方、多いのではないでしょうか?

排卵期といえば、数日前からおりものが増えたりしますが、
その症状には個人差があります。
何もない人もいれば、痛みや出血がある人もいますね。

キャッチアップ障害、
排卵障害でお悩みの方も多いです。
多嚢胞性卵巣があって排卵しにくい方もいますね。
ストレスがあると排卵が起こらなかったりすることも
けっこうあります(>_<)

今回は、そんな排卵期にいい過ごし方を
東洋医学的なお話もふまえて、ご紹介しますね(^^)

毎月およそ1000個もの卵子が卵巣から供給され、
そのうちのたったひとつが発育し、排卵します。
そう考えると、毎月排卵する卵は
ものすごい確率で選ばれた卵なんですね!!

この排卵を東洋医学的にはどう考えるでしょうか?

東洋医学的には排卵するときに、
卵巣に陰気を集めて収斂(しゅうれん:収縮)させた後に
発散の力(一陽)で勢いよく飛び出すと考えます。

この時、卵巣に陰気を集めて収斂するときが
内向きの陰の力になります。
これを担当するのは五臓六腑の"腎"の力です。

そして、勢いよく排卵させるための力を一陽といったりしますが、
この勢いよく発散するための力は"肝"が担当します。

陰陽のお話で"陰が極まったら陽になる"という法則があります。

今回の話で言うと、
物は凝縮(=陰)すればするほど高熱化していく→陰から陽に転じる→排卵
という流れです。

バネを想像してみてください。
グーっと収縮させてはなすと、勢いよく跳ねますよね!

そんなイメージです。

バネが跳ねるためには一度、縮めないといけません(=陰の働き)。
でもそこから跳ねるためには勢いもいります(=一陽)!

この働きを助けて、排卵をうまく助けるためには
腎と肝の両方にいい生活をすればいいのです。

しっかり睡眠をとって腎を助けることが大切です。
夜(陰)の時間に、できるだけ早く寝るということもポイントですよ。

肝を伸び伸びさせて"発散"の力を助けるためには
気のめぐりがよくなるように
リラックスして、ストレスをためないことが一番です。
好きなことに熱中したり、ヨガやストレッチもオススメですよ。
ウォーキングなどの運動で身体を動かすのも効果的です。
ただし、がんばり過ぎにには注意してくださいね!

排卵期は本来女性にとって一番魅力的な自分になれるとき♪
肩の力を抜いて、楽しめる時間も増えたら、
輝きももっと増します(*^^*)

快適な排卵期を過ごすためにぜひ参考にしてみてくださいね~!

では、次回は万木祥太郎先生です。
お楽しみに♪



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