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冬の味覚-ぶろっこりー(20091231)

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)
大晦日となりました。おせち料理は手づくりされるのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、ちょっと一服してくださいね。

今日は洋野菜ですが、なんとなく茶色っぽいおせちの彩りにピッタリな
緑のブロッコリーです。
お弁当にもサラダにも、重宝しますよね。

ブロッコリーは、見た目は全然違うんですがキャベツの仲間です。
カリフラワーとも親戚関係なのは納得ですね。
アブラナ科の緑黄色野菜で、食用としているのは花蕾(からい)という
つぼみと茎の部分です。
地中海沿岸が原産で、2千年前からすでに食べれていました。
日本には明治に入ってから導入されましたが、普及してきたのは昭和40年代です。
カリフラワーよりもブロッコリーのほうが栄養価的には優秀なんですよ!
寒い季節が旬の野菜です。
そう、彩りだけでなく、栄養的にも非常に優れた野菜なんです。

ビタミンCはレモンの約2倍、カロチン、ビタミンB群、葉酸、リンやカリウム、
鉄などのミネラル類、食物繊維もたっぷりです。

ウイルスに対する抵抗力を高め、風邪の予防には欠かせないビタミンC。
淡色野菜に多いのですが、ブロッコリーはなぜか緑黄色野菜なのに多いんです。
冬は淡色野菜が少ないですから、美肌効果も高いですし、しっかり食べたい
冬の野菜ですね。
ただ、通常ゆでて食べるので、ビタミンCが壊れてしまわないよう、
葉ごたえが残るくらいに堅めにゆでてくださいね。
また、このビタミンは食べてから2,3時間しか体内に維持できないのです。
ですから、サプリとして大量に摂ったとしてもすぐに排出されてしまいます。
だからこそ、3回の食事でこまめに摂取していかないといけないのです。

ビタミンB群は脂質、糖質、たんぱく質の代謝にかかわる重要な働きがあります。
食事で摂ったエネルギーをちゃんと燃焼させるためには必要不可欠なビタミンですよ。
でも、マヨネーズたっぷりで食べると高カロリーになってしまうのでご注意を!

ちょっと注目したいのは、クロムという成分。
これは糖尿病に効果があるといわれています。
体内のクロム量は年齢とともに減るので、成人性の糖尿病の増加要因ではないかと
いわれているのです。
クロムは糖分をエネルギーに変えるインシュリンの働きを活性化させるのです。
脂質の代謝も促進するため、中性脂肪やコレステロール値をコントロールして
くれますから、動脈硬化や高血圧の予防にもなりますよ
成人病予防に持ってこいですね。

花蕾の部分だけでなく、茎や葉っぱも栄養があるので、効率的に食べる方法として、
スプラウトがあります。
発芽して3日目くらいの芽なんですが、だからこそ、成熟したものよりも栄養価は
豊富。
ブロッコリー・スプラウトにはガンを抑制する作用があるそうなんです。
もともとブロッコリーもには肝臓の解毒作用を高め、発ガン物質を壊す効果がある
そうですが、新芽に含まれるスルフォラファンという成分が、もともとの成分を
活性化させて、その効果が長く続くそうです。
スルフォラファンというのは、自然治癒力を高める物質として知られていますよ。
化学的には、身体のDNAを守る酵素の分泌を促すそうです。
ぜひスーパーの食品売り場で探してみてくださいね。
そうそう、もやしもかいわれ大根もスプラウト野菜です。
大きくなった野菜よりも栄養価が高いと覚えておいてくださいね!

それでは、漢方的に見ていきましょう。
性質は、平、潤作用があります。
臓腑は肝、脾、大腸に入ります。
五味は甘味です。
寒熱の偏りがありませんので、体質を選びませんね。

東洋医学的な効能としては、
利五臓、つまり五臓の機能を調節して回復させてくれます。
利関節、通経絡、つまり関節を丈夫にし、気のめぐりをよくしてくれます。

いいことづくめのブロッコリー。
どんな体質の方も安心してモリモリ食べていただいて大丈夫です。
とくに、お腹が張る方はこまめに食べてみてください。
張りを抑える効果がありますよ。

我が家では軽く塩ゆでしたブロッコリーをポン酢であっさりいただくのが定番です。
でもサラダやシチューの彩りにも欠かせませんし、
中華風の炒め物も美味しいんですよね。
茎の部分は細切りにしてキンピラにするといいですよ~!

食卓が華やかになる花野菜、お正月にもぜひご利用ください!

では、次回はお正月に因んで、お酒を取り上げます。
いろいろ種類はありますが、ちょっと詳しく見てみましょう。
どうぞお楽しみに!

それではみなさま、どうぞよいお年を!
一年間のご購読、どうもありがとうございました。 m(__)m
また来年もよろしくお願いしますね!


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