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【身体を動かして妊娠力をアップする!】背中を鍛えながら股間節を緩めるポーズ 20150903

2015-09-04 [記事URL]

こんにちは。
一年間で2番目に雨の多い9月です。

今年は、台風も多いですね。
こんな年は、竜巻も多く発生するようです。
淡路でも大きな竜巻が発生したようで、
その様子がニュースで流れていました。

少し前までは、竜巻なんて海外のものだと思っていましたが、
今では日本のどこであっても油断出来ませんね!

東京では、局所的な大雨が
降っている様子。

大気の状態が不安定ですので、
外出時は必ず
天気予報を確認してくださいね。

では、
今回の【身体を動かして妊娠力をアップする!】は、
背中を鍛えながら股関節を緩めるポーズです。

腹筋とは違い、
背中の筋肉は立っているだけで鍛えられていますが、
最近の私たちの生活は座っている事が多く、
背中も丸?くなりがち。

そのせいで、胃腸の働きが悪くなり
消化が滞ってしまいがち。
その、胃腸の負担が背中の痛みとして
あらわれる事も多いです。

東洋医学でも、
臓腑の状態が背中に現れる!と言われていますので、
背中をスッキリさせておくことも
健康には大事!

今回は、背中の筋肉を意識しながら
股関節も緩めていくポーズです。

背中が丸くなり肩が前にねじれてくると、
その負担は腰にあらわれます。
腰の負担は、股関節に!

固くなりがちな股関節を緩めておくと、
腰痛にもなりにくくなりますよ。

妊活女子は、骨盤内の血流をよくしておく事が
大事です。

背中・腰・股関節。
意識して緩めておきましょう♪

では、今日のポーズです。
簡単ですので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

1、仰向けになって寝転びます。
2、足は肩幅に広げ両膝を立てます。
3、右足を左足にのせます。右足の甲を左足のモモの上に引っ掛けるかんじ。
4、そのまま、「よいしょ」とお尻を浮かせます。
5、両肩と左足で身体を支え、背中がまっすぐになるようにお尻を浮かせましょう。
6、右膝は、床に向けて下げるように意識しましょう。
7、右の股関節が伸びるのが感じられます。
8.このまま、30秒ほどキープ。呼吸は止めずに続けてください。
9、ゆっくり身体を降ろして、脱力しましょう。
次は、反対の足へ。
右ひざを立てて、左足をのせます。左足の甲を、右足のモモに引っ掛けるようにのせましょう。
あとは、同じです。

股関節が痛くなる前に、予防の為にもこまめにケアして
おきましょうね。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪

岡井志帆がお届けしました。


【身体を動かして妊娠力をアップする!】体幹を緩めるストレッチ 20150723

2015-07-24 [記事URL]

こんにちは。

週末に、また台風がやって来そうです。

10日ほど前にも台風が来ましたね。
そのときは、交通機関が早々と止まってしまい、
大阪人はビックリでした。

台風被害の少ない大阪ですが、
これからはもっと気を引き締めておかなければ
いけませんね。

梅雨明けしたのに
まだまだ雨が多いこの時期。

お家で出来る、簡単ストレッチをご紹介しますね!

今回は、体幹を緩めるストレッチです。
テレビを観ながらの、
ながらストレッチでも大丈夫。

腰の筋肉、脇腹を緩めます。
上半身全部を動かすので、
背中もゆるみますよ。

では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】
体幹を緩めるストレッチ。
はじめていきましょう!

1、 楽にあぐらをかいて床に座ります。
2、 お尻のお肉を手でかき出して、座骨という骨盤の下の骨で床に座るようにします。
3、 背筋をのばして姿勢を正します。
4、 そのまま身体を右に倒して、右手を軽く床に着けます。
5、 左手を大きく開いてから身体と一緒に右側へ。
  右斜め上に引っ張られるように左腕を伸ばします。
  左の脇腹が伸びるのを感じてください。
  呼吸は止めずにつづけましょう。
6、 そのまま、左の肘を天井に向けるように意識しながら背中側へ。
  胸を開いて天井を見るような姿勢です。このときも呼吸は止めません。
7、 息を吐くときに左手を右斜め前の床におきにいくように前にかがみます。
  そのまま、ひと呼吸。
8、 次は息を吸うときに、身体を起こし左手は上へあげ肘を背中側へ。
  身体を開いて天井をみます。
  そのまま、ひと呼吸。
9、 呼吸を続けながら、ご自分のペースで6?8を繰り返しましょう。
10、 心地いいところで終了。同じ動きを反対側もしていきましょう。
11、十分に両方の脇腹、腰がのびるのを感じたら、次のストレッチにチャレンジです。

1?5の動きを繰り返します。
12、右手は床で身体をささえ、身体は右側へ倒します。
   左手は右斜め前の床につくように、身体を前にかがめます。
   そのまま、左手は床をさわりながら、前を通って左側へ移動させます。
   身体も、腕と一緒に左側へ。
13、左手で床を触ったままで身体を支え、からだを正面に起こします。
   身体は左へ倒れて右手を左斜め上にまっすぐ伸ばします。
14、今度は、右手を左前の床に付けるように身体をかがめます。
   右手が床に着いたら、床を触り
   ながら前を通って右へ移動。右手で床を触って身体を支え正面をむきます。
   身体を起こして、
   左手は右斜め上へまっすぐ伸ばします。
15、この動きを、ゆ?らゆ?ら、右へ左へと繰り返します。呼吸は続けてください。

ご自身で、心地いい所でストップしてください。

激しいストレッチをしなくても、
痛くない程度で繰り返す動作を行うと、
身体は自然に緩んでくれます。

ゆったりリラックスした気持ちで、
チャレンジしてみてくださいね。

呼吸を深めながら、身体を動かすと
体中に気がめぐっていきますよ。

では、次回は池田由芽先生が担当です。
お楽しみに♪

岡井志帆がお届けしました。


【身体を動かして妊娠力をUPする!】腰と股関節を刺激するストレッチ

2015-06-11 [記事URL]

こんにちは。

梅雨の大阪です。
こちらは、それほど激しい雨は降っていませんが、
地域によっては大雨の所もあるようです。
大雨の地域のかたは、十分に気をつけて下さいね。

雨が降ると、ムシムシ暑くなり、
すっきり気持ちのいい汗がかけなくなります。
そのために身体に熱がこもって、
皮膚に嫌な症状が出やすくなります。

こんな日は、普段できないところを念入りにお掃除したり、
ゆっくり時間をとってストレッチをしたりして、
気持ちを伸びやかに過ごしてくださいね。

では、【身体を動かして妊娠力をUPする!】

若いときは腰が痛いだけだったのに、
アラフォーになると、お尻と太ももの筋肉が固くなり
股関節に痛みがでてきます。

今回は、股関節が痛くなりやすい方へ、
腰と太ももを刺激するストレッチです。

腰を反らすので、腰痛が激しい人は
段階をふんでチャレンジするようにしてください。
急激にポーズを決めるのはやめてくださいね。
無理の無い程度に、少しずつチャレンジしてくださいね。

では、第一段階です。
1、 まずは、うつぶせに寝ます。
2、 左の膝を床につけたまま90度にまげます。
3、 両肘をまげて脇をしめて腕を身体の横にそわします。
4、 手と肘を床につけたまま上半身を起こします。
この体制で腰が痛いかたは無理せず、胸を少しだけ床から浮かすように
してくださいね。それも無理なら、床につけたままでも十分です。
腰が反る姿勢ですので、前屈みの姿勢が多い方には良い刺激となります。
また、曲げた左の股関節の内側ものばされます。

次に、第二段階です。
さらに、刺激を強くします。
余裕のあるかたのみチャレンジしてください。

第一段階の姿勢から始めます。
1、のばしている右脚の膝を曲げて、足をお尻に付けるようにします。
2、持てる方は、右手でその足を掴んでお尻にギュッと押し付けて、
  右の太ももの前をのばします。しっかり左の肘で身体を支えてください。
3、余裕がある方は、掴んだ足を外へゆっくり回します。
  すると、お尻と太ももの外側も伸びますので、より刺激が強くなります。

気持ちのよい刺激を味わったら、足を変えて反対側もチャレンジしてみてください。

両方終わったら、一度床の上で正座をします。そのまま前に身体を倒して、
チャイルドポーズで身体を床にあづけてリラックスします。
腰を反らしたので、反対の前に屈むポーズをしておきましょう。

どうでしょう。
太ももが硬くて伸びない感じがしたり、
反対のモモは伸びるのに腰が硬かったり。
左右の違いがありませんか?

普段の身体をつかうクセで、左右に違いがでてきます。
その違いに気づくことも、自分の身体を知る第一歩ですよ。
気がつけば、改善する事が出来ます。
ゆっくり、コツコツ緩めていきましょう!

腰・股関節・お尻の筋肉は、日常の動きだけでは十分に動かす必要がありません。
そのためすぐに固くなってしまいます。
たまに意識して大きな筋肉を十分に動かすことで、
「ここまで動くよ?」と思い出だしてあげましょう。

腰回り・おへそ下は、妊娠に必要な大事な機能が収まっている所です。
中に収まっている子宮も、快適に働いてくれるはず。

赤ちゃんを迎える子宮は、お花の種を植える土と同じ。
フンワリやわらかく、栄養たっぷりが一番ですよ!

はりきゅう師 岡井志帆がお届けしました。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪


【身体を動かして妊娠力をUPする!】ヨガのポーズで筋力UP!20150122

2015-01-22 [記事URL]

冬から春に向かう土用になりました。
とはいえ、まだまだ寒さが厳しい季節です。

妊活中のあなたには、
外にお散歩に出かけて気の巡りをよくして欲しいのですが、
どうしてもお家にいたい日に出来る、
簡単ヨガのポーズをご紹介します。

昨年から私も、少しずつヨガにチャレンジしています。
朝起きてヨガをすると、寝起きのぼんやりした身体も
元気に目覚める事ができ、一日爽快に過ごせます。

また、自分の身体と向き合う事ができ、
身体の動き、筋力の左右差が分かって、
毎回新しい発見があります。
みなさんも、少しチャレンジしてみてくださいね。

では、【身体を動かして妊娠力をアップする!】は、
ヨガのポーズで集中力と脚の筋力アップです。

なかなか筋トレは続けられない方でも、
簡単なポーズであれば続けやすいですし、
自然に筋力もアップできますよ。

では、はじめてみましょう!

まず、『立木のポーズ』から。
始める前に外に向かった意識を内に向けて
気持ちを調えるポーズからです。

1、かかとと足の指をそろえてまっすぐ立ちます。
2、両足の指を思いっきり広げてパーにします。
3、そのままパーにした指で床をしっかり踏みしめて立ちます。
4、膝、お尻を閉めて、脚を閉じてまっすぐに立ちます。
  肩は下げて腕は身体の横にそわせます。
5、意識を外から内に向けて、呼吸を整えます。

外に向きがちな意識を内に向けて、集中するポースです。

では、呼吸が整ったら
次のポーズに移りましょう。

『英雄のポーズ2』です。
お尻、脚、お腹、ウエストの引き締めに効果があります。
便秘に効果があり、集中力を高めると言われています。

1、脚を大きく開いて立ちます。右足はまっすぐ正面、
  後ろに下げた左脚は少し内側に向けます。
2、両肩は肩の高さで広げて,前後にのばします。肩の力は抜いて、
  頚は長くします。視線は、前に出した右手の先に向けます。
3、息を吐きながら、ゆっくり右膝を曲げて踵の上に膝がくるようにします。
  膝が90度になるくらいが理想ですが、筋力が足りないときは無理せずに。
  膝だけ前に出ないようにしてください。
4、後ろになっている左脚はしっかりのばして、床を踏みしめてください。
5、先ずはそのままキープして、ゆっくり呼吸を5回繰り返してください。

余裕がある方は、そのまま30秒?1分と時間をのばしてください。
出来れば、反対も同じようにポーズをしてみましょう。

太もも、お尻の筋力に弱い方があれば、片方だけポーズがとれなかったり
よろけてしまったりという事が起こります。
普段の生活習慣の癖で、片側だけ筋力の差が出来てしまっているのです。

やりにくい方のポーズを少しずつ頑張って、同じ時間できるように
していきましょう。
身体のバランスがとれて、整っていきますよ。
お尻を引き締め、骨盤を閉める筋肉も強化出来ます。

雨の日や、北風の強い日は、お家で出来る妊活をしていきましょう!

では、次回は池田由芽先生です。
岡井志帆がお届けしました。


【身体を動かして妊娠力をUPする! 】股関節と肩関節を一度にストレッチ!(20141127)

2014-11-30 [記事URL]

こんにちは。

今年の秋は、思った以上にお昼間の気温が
暖かいですね。

紅葉を見に出かけるには、最高のお天気です。

近年は、春や秋といった穏やかな季節が短くて、
あまり味わうことが出来なかったのですが、
今年はたっぷり秋を感じることが出来ますね。

ひんやりキリッとした朝の空気、
まぶしいくらいの昼間の日差し、
それらをしっかり味わいながら、
冬を迎える準備をしていきたいですね。

では、本日の【身体を動かして妊娠力をUPする!】
今回は、関節を動かして気のめぐりを改善し、
身体を元気にしていく方法です。

身体には、多くの関節がありますが、
今回注目するのは、「股関節」と「肩関節」です。

「股関節」は、骨盤と足を繋げる関節ですので、
ここの動きを良くすることで、
骨盤の中に位置する子宮にもいい影響が起こります。

ですので、多くの人が 「妊活には骨盤矯正」!といった
意識をもち、「ストレッチしよう!」と思ったり
「整体に行ってみよう!」と
行動に移すわけですよね。
もちろん、鍼灸院にも出掛けてくださいね(^^*)

今回ご紹介するのは、股関節と肩関節を動かすことで
気の流れを良くして血流を改善していく方法です。

肩関節を動かすストレッチも一緒にご紹介するのは、
肩関節を動かすことで、頚から上、頭の気の流れや血流を
良くすることが出来るからです。

子宮や卵巣といった生殖器を主るのは、
東洋医学では「腎」の働きです。
そして、ホルモンの中枢である「脳」は
やっぱり東洋医学では「腎」が主っているんですよね。

股関節を動かし、そして肩関節を動かすことで
頭の「腎」とおへそ下の「腎」の両方の働きを
一度に活性化させることが出来るのです。

とっても簡単ですが、続けていくと本当にいいので
チャレンジしてみてくださいね。

ではストレッチです!

1、仰向けに寝ます。
2、右膝を両手を使って自分の胸に引き寄せます。
  じわ~と股関節の痛みを味わってください。
3、次に、右膝を外に広げてください。
  手を添えて床に付けるようにしてください。

 充分に股関節の広がりを感じたなら

4、右足を360度グルグル回してください。
  足を上げるときは息を吸いながら、膝を曲げていきます。、
  降ろす時は足を伸ばして息を吐く。
  大きく大きく回してください。
  慣れてきたら、反対側に回してください。

充分に股関節を回せたら、

5、体をねじって、右膝を左の床に付けるようにします。
  右手は外に広げて視線も右にむけましょう。

6、次に、この姿勢のまま「肩関節」動かしていきます。
  右肩をグルグル回すのですが、視線を手と一緒に動かしていきましょう。
  床に手が付くくらい大きく大きく動かします。視線を合わすと
  より大きく関節を動かすことが出来ます。
  反対にも回していきましょう。

充分に肩が回せたら、身体のねじりを戻して仰向けに戻ります。
もう一度右ひざを胸に引き寄せて、最初の硬さと今の緩んだ感じを
味わってください。

この一連の動きをすることで、「股関節」「背中」「肩関節」と
体幹をすべてゆるめていくことが出来ます。

もちろん、左側も同じことをしていきます。

左右両側のストレッチがすべて終わると、
肩・背中・股関節、このすべてがスッキリ軽くなるのを感じて、
気持ちよ~くなりますよ。

背中全体がゆるんでいきますので、気も巡りも
いっきに改善して行くことが出来ます。

背中には、膀胱経という経絡が走っています。

膀胱経は「金」に属していますので、
「気」を主る経絡です。

そういう意味でも、背中を緩めることが気を巡らすのに
とっても有効なのがわかります。
また、膀胱経は経穴の数が最大数の経絡です!

「背部兪穴」といった、内臓に関係が深いツボが
集合しているところです。

「股関節」と「肩関節」を緩めて、
一緒に背中もゆるめてしまおう!というこのストレッチ。

ぜひ、お試しくださいね♪

では、岡井志帆がお届けしました。

次回は、池田由芽先生です。
お楽しみに~♪


【身体を動かして妊娠力をUPする!】深呼吸のコツ(20141003)

2014-11-25 [記事URL]

この記事は、10月3日配信予定のものです。
配信がおくれましたこと、お詫び致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

秋らしい気候になってきました。

お昼間は、まだまだ汗ばむこともありますが、
朝晩になると、窓を開けて外の
ヒンヤリと涼しい空気と取り入れると、
部屋の中のムッとした空気を
冷やしてくれますね。

この、気持ちのいい空気を
しっかり取り入れるために、

【身体を動かして妊娠力をUPする!】は
深呼吸をとりあげたいと思います。

スポーツをした後、
最後のストレッチの後の仕上げに
深呼吸で呼吸を整えたり、

ヨガを始めるまえに、
呼吸を整え、
身体と心(精神)をつなげるものとして、
深呼吸をしたり。

生活の中でも、
深呼吸は意識をしたうえでの
行動と言えます。

普段、呼吸は無意識に行っているもの
なんですが、
深呼吸は意識をして行うものです。

無意識でする深呼吸では、
「あくび」がありますね。

脳内の酸素が少なくなると、
「空気を取り込んでください」と
指令がきて、
自然に「ふぁ~~」と
あくびが出ます。

あくびは、顔の筋肉のストレッチ、
また、感情に関するホルモンの関与も
あるようなので、
あくびをしているヒトのお顔が緩んで、
ちょっとゆる~い表情をしているのも
分かりますね。

怒りながらあくびをする人は
いないのかもしれません。(^^)

では、そんな緩んだ状態を
自分の意志で行う深呼吸ですが、
脳の緊張を緩め、
身体の緊張を緩めることで
自律神経を整える作用があります。

深呼吸をするときによく言われるのは、
「おへその下、丹田に空気を入れるように
意識をもって呼吸しましょう。」というのが
あるのですが、

息を「吸う」というのは、
東洋医学では【腎】のパワ―が担います。

その【腎】がある場所というのが、
おへその下、丹田の場所になるというのです。

そして、【腎】は『脳』も主っていますので、
深呼吸をすることで、
脳にいい作用が起こるというのは
納得ですね。

また、西洋医学でも
『腎』と『脳』は様々なホルモン作用で関係性が
強い場所でもあります。

このように、
深呼吸を意識的に行うことで、
自律神経、ホルモン作用を調え
リラックスできると言えます。

そして、「空気」という自然の中の
『形の無いもの』を、
「身体の中」という『形のあるもの』に
取り入れるところに、
陰と陽の交流があり
生きる力となるのです。

では、実際にする深呼吸なのですが、
【腹式呼吸】という
丹田に空気をタップり取り入れる方法と、
【胸式呼吸】である
胸にしっかり空気を取り入れる方法があります。

今回は、【胸式呼吸】のちょっとしたコツを
お伝えしますね。

女性は特に筋力が弱目なので、
普段【胸式呼吸】をしているのですが、
肩の筋肉を使った呼吸が多いようです。

なので、呼吸をしたときに
肩が上がったり下がったりしているのが
感じられます。

これでは、肺に入る空気の量は
そんなに多くはありません。

そこから、より多くの空気を胸に取り入れる
【深呼吸】のコツをご紹介します。

まず、普段「深呼吸をしてください」というと、
両手を広げて胸を広げる呼吸をします。

ここで一工夫。

1、肩を出来るだけ下げて、
  頚を長くした状態にします。

2、その状態をキープしたまま
  両手を広げていきます。
  その時、肩甲骨を内に寄せるイメージで
  しっかり胸を開いていきます。

たった、この一工夫をするだけで、
胸に入る空気の量がたっぷりになり
胸にしっかり空気が取り込まれます。

とっても簡単ですが、
普段肩が挙がっている呼吸しかしていないと
肩の筋肉がつっぱる感じがします。

そういう人は、いつもと違う筋肉を使う
ことを意識をして、
たっぷり胸に空気を入れる呼吸をして
みてくださいね。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪


【身体を動かして妊娠力をUPする!】あぐらをかいてストレッチ♪

2014-08-12 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

お盆を前に暑い日が続いていますね。
週末には、各地で花火も開催されています。
みなさまも、楽しいイベントに参加されるご予定では
ないですか?
いい夏の思い出をつくってくださいね。

昼間に比べて夜は暑さも少し落ち着きます。
おかげで、扇風機の緩い風だけで
気持ちよく眠れています。

昨年の猛暑よりは、
「いい感じの暑さでないかな?」
と思う大阪。

当初の「冷夏予想」も大幅に外れて、
ほっとしています。

猛暑も困りますが、冷夏も農作物には大敵。

程よく「暑い夏」であってほしい。
そんなわがままな願いを叶えてくれて、
今年は良い夏。感謝です。

ニュースでは、台風11号の予報。
南からほぼ真直ぐ北上中。
なので、2日後ぐらいには
関西にもやって来そうです。

みなさまも、予報に目を向けて
十分にお気をつけて
お過ごしくださいね。

では、夏の暑さに負けず
【身体を動かして妊娠力をUPする!】

今回もお家で出来る
簡単ストレッチをご紹介していきますね。

外での運動は制限のかかるこの時期です。

お家で出来る事を取り入れて、
気血のめぐりをよくしていきましょう。

今日ご紹介するのは、
床に座ったまま出来るストレッチです。

主に、お尻から脇といった、
身体の横の部分を伸ばして
緩めていくストレッチです。

身体の横である脇ラインは、
東洋医学では「陰と陽の間」と
言われています。

お腹が「陰」、背中が「陽」。
なので、その丁度つなぎ目であるのが
脇のラインとなります。

経絡の流れでいうと、
少陽胆経のエリアとなります。

東洋医学の「五行」という
「五つの種類に分ける」考え方では、
【木】に分類されます。

【木】は、上へ上へ伸び伸びと成長する
姿を現します。
その姿は、まるで『樹木の幹』のようであり、
外はしっかり固く、中身が満たされている状態。

ヒトでいうと、脇のライン。
そこがしっかりと充実していると
身体がシャキン!とぶれることなく
状態を保てるのです。

ですが、「ヒト」は樹木とは違って
軟らかい身体を持っています。

体幹が「シャキ!」としているのは良いですが、
脇のラインが「触って固い」状態であると
「頑張りすぎているのでは?」と考えます。

横になって、リラックスした状態で
ご自身の脇腹の硬さをみてください。

カチカチに凝り固まっていたら、
何かしら「シャキン!とさせて頑張る力」が
過剰に働いているのかも。

そんな身体の声に気付いてあげて、
ゆっくり緩めてあげましょう。

では、ストレッチです。
同じ動きを、ポーズ(態勢)を変えながら
繰り返していきますよ。

◆あぐらの状態
1、床の上であぐらをかきます。

2、膝を床に付けるように手で押して
  股関節を広げるストレッチ。
  充分に伸びたのを感じたら

3、身体を前屈。
 床に手を付け身体をあづけるように
 前に倒していきます。
 手を出来るだけ遠くに置くように意識してください。

4、次に、床についた手を
 ペタペタと右へ移動させて行きます。
 身体は右へ動いていくので、
 左の脇腹が伸びていきます。

5、呼吸を止めずに、ゆっくり伸びを味わってください。
 そのまま、反対側、左へペタペタ床を手で移動してください。
 一番左まで行きますと、右の脇が伸びているのを感じてくださいね。

6、次は足を組み替えます。
 あぐらをかいている足をみてください。
 右足が前なら次は反対に。
 左足を前に組みなおしてくださいね。
 あぐらも、得意な組み方があるので、
 反対にチャレンジしてください。

◆両足裏を合わせてあぐら

1、次は、両足裏を合わせたあぐらでチャレンジ。

2、上と同じ事の繰り返しです。
  股関節を床に付けるように広げるストレッチ。

3、前へ前屈。

4、その後、手のひらでペタペタと右へ移動。
  脇が伸びるのを感じてください。

5、充分にのびたら、また手のひらでペタペタ移動。
  反側へ移動しましょう。

◆膝を重ねてあぐら

次は、少し高度なあぐらです。

足の上に足を重ねるあぐらをかきます。

膝と膝が重なるまでクロスさせます。

この時に、股関節がすでに痛い人もいるかもしれませんね。
無理せず、出来る範囲でやりましょう。

1、膝と膝が重なるぐらいクロスします。

2、上と同じ動きをします。
  先ず前屈。このとき、お尻の筋肉や太ももが伸びるのを感じます。

3、次も同じで、ペタペタ床を触りながら、右へ移動。

4、ペタペタ床を歩いて左へ移動。

5、真ん中に戻ったら、組んでいる足を組み替えて
  膝の上下をかえましょう。

6、また繰り返しです。

どうですか?
結構、痛いと感じませんか?

苦しいポーズかもしれませんが、
息を止めずに、ゆっくり呼吸を続けてくださいね。

これなら、お家でゆったりストレッチをすることが
出来ます。

時間をかけて、呼吸を意識して、
身体が伸びるのを
ゆっくり「感じるだけの時間」を
楽しんでみてください。

「気持ちいい」と感じる気持ちに
集中してくださいね。

ストレッチのいいところは、
身体が緩むだけでなく、
「思考を止める時間を作ることができること」
です。

普段、何かと考える時間が多い毎日です。
思考を止めて、頭をOFFにしてください。

それが、気持ちのいい妊活につながりますよ。

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに!


【身体を動かして妊娠力UPする!】股関節のストレッチです♪

2014-01-14 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

まずは、ご挨拶から。

明けましておめでとうございます。

新年、第一号となります。

本年も、お子様を望まれるすべての方に
身体と心を調えるための素敵な情報を
お届けできますように、
キャスト一同頑張って参りますので、
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、年末から忘年会やお正月と、
食事の量が増える時期です。
しかも、ダラダラとこたつで過ごしたりして、
身体を動かすことが少ない時期です。

もちろん、普段忙しくされている皆様には、
そういう時間も大切です。

「退屈~」と感じるぐらい、何もしない時間も
たまには必要!

頭と心を解放してあげる時間は大切ですよね。

でも、胃腸と身体には適度な運動をした方が
調子よく働いてくれますよね。
わかってはいるんだけど、
なかなかできないものですよね。

ですがですが、
今年もまた【身体を動かして妊娠力をUPする!】を
合言葉に、しっかり頑張っていきましょう♪

今日のテーマは、股関節の痛みにも関係する
『ハムストリング』を伸ばすストレッチです。

『ハムストリング』は、太ももの後ろの筋肉で
日本人はここが硬くなりやすいそうです。
(なぜなのでしょうね?)

ハムストリングは、3つの筋肉で構成されています。
膝より下の骨から坐骨・骨盤・太ももの骨に付いている
筋肉です。
基本的には、膝関節を曲げることと、股関節を伸ばすという働きがあります。
なので、ここが硬いと股関節の動きも悪くなります。

股関節は、妊娠を望まれる女子には
気になるポイントの一つです!

「股関節の動きがわるい」
「股関節が痛い」という方には、
ハムストリングが硬くなっている方が多いです。

しっかりハムストリングを伸ばして、
股関節の動きをよくしてあげましょう!

寒い季節です。
お家の中でも簡単に出来ますし、
ウォーキングの後にしていただくと
太ももの後ろが伸びて、
疲れが残りにくくなりますよ!

では、ストレッチです!

ハムストリングを伸ばすストレッチというと、
『前屈』を思い浮かべる方も多いですね。

でも、これも実は腰ばかり伸びていて
上手にハムストリングが伸ばせていないことが
多いんです。

今日は、ハムストリングを上手に伸ばす方法を
お伝えしますね!

まず、ベットを使ったやりかたです。

1、片足をベットに乗せ、伸ばします。
2、反対の足は床につき、少し後ろに下げるようにします。
3、この時膝が痛い方は、ベットに上げて伸ばしている足の膝下に
  タオルを巻いたものを置いてもかまいません。
4、伸ばすのは、ベットにあげた方の太ももの後ろです。
5、そのまま、上半身を前の方に体重をかけていきます。
  この時、前屈をするように身体をかがめてはいけません。
  腰と背中は真直ぐにしたまま、体重を前にかけていきます。
6、ベットにあげた方の足のモモの後ろが伸びているのを感じてください。
7、20秒×3セット位。息を止めずに「痛気持ちいい」位が目安でしてください。
8、次は、反対の足です。

ベットを使わず、立ったままする方法です。

1、立った状態から片足を一歩前にだします。
2、反対の足の膝を曲げます。
3、股関節を軸にして上半身を前に少し倒します。
4、両手は、前に出した脚の付け根に置きます。
4、両手で身体を支えながら、背筋を伸ばして前に身体を倒すようにします。
5、前に出した脚の太ももの後ろが伸びるのが感じます。
6、反対の足もしてください。
7、10秒×3回が目安です。

どうですか、簡単でしょう!
この、太ももの後ろを伸ばした後に、
反対側の筋肉である太ももの前の筋肉も重してやると、
より効果的です。

ベットに足をあげた状態でしたら、
ベットに上げた方の足を少し浮かせてやると、
太ももの前の筋肉に刺激されます。

立った場合も一緒で、
前に出した足を少し持ち上げてやると
前の筋肉が刺激されます。

後ろの筋肉を伸ばした後に、太ももの前の筋肉を
刺激するのも、ぜひやってみてくださいね。

ここでは、お身体を動かすことをメインにお伝えしていますが、
当院で開催しています
【無料説明会】では、東洋医学で考える不妊と治療、
不妊体質の原因や対策、自宅で簡単にできる養生法など
その日から役立つ情報盛りだくさんです!

Q&Aコーナーもありますし、
ご予約の際に気になっていることなどをお知らせ頂ければ、
それに合わせた内容も盛り込ませていただいています。

マックス6名の少人数制ということもあり、
いつもならこの時期にあいていることは少ないのですが
お仕事の都合でキャンセルになってしまったご夫婦がいらっしゃったので
2名様の予約枠があきました。

今月の馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会は
1月19(日) 10:00?12:00頃(9:30受付開始)
です。
ご希望の方はこの後、無料体験治療を受けて頂くこともできます。
(参加頂いた方だけのプレゼントも用意してますよ)

ご予約は↓のURLからか直接お電話でもできます。
気になることなどありましたら、お気軽にご連絡下さい。
当日、あなたとお会いできることを楽しみにしています。

URL:http://www.harikyuu-seishindou.com/treatment.html
TEL :072-633-3253

※ホームページには、たくさんの方の体験談を掲載させて頂いていますので
 そちらもご参考になさって下さい。
※お電話の場合、治療中は出ることができない場合がありますが
 留守番電話になりますので、お名前とお電話番号を残して頂ければ
 折り返しお電話させて頂きます。

お申込みお待ちしていますね!

それでは、岡井志帆がお届けしました。
次回は、池田由芽先生です。
どうぞお楽しみに♪


【お身体を動かして妊娠力UPする!】ウォーキング時もやっぱり姿勢が大事!

2013-12-10 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

大阪は、寒波に襲われ
年末並みの寒さに襲われています。

昨日はビルの谷間の風がきつくて、
自転車で走っていたら
横に吹き飛ばされてしまいました。
こんな風初めてです!

何とか、わずかに残っていた運動神経が頑張ってくれて、
歩道の縁石に突撃しそうになりながらも、
転ばずに済みました。

「テニスやってて良かった~」と、
心から思いました!(笑)

ラッキー♪神様ありがとうございます。

そんな、異常気象続きの日本ですが、
負けずに元気に身体を動かしていきましょう!

妊活にオススメは、やっぱりウォーキング。

そして、ウォーキングに慣れてきた人でしたら、
ごくごく軽いランニングを初めてみませんか?

そのウォーキングをするにも、軽いランニングをするにも
やっぱり姿勢が大事です。

ウォーキングに使う筋肉というのは、
腿を挙げる太ももの前の筋肉かと思いがちですが
実は背中側の筋肉が大事なんです。

肩甲骨の間の筋肉、
腰でもインナーマッスルといわれる腸腰筋、
お尻の筋肉、太ももの後ろの筋肉。

これらを使って、しっかり背中を起こして体幹を立てると、
体幹の大きな筋肉をの力をうまく脚に伝えることができます。

そうすることで、楽に歩けるようになりますし、
膝や腰への負担を減らすことができるんです!

「ウォーキングすると膝や腰が痛くなる!」
という人は、もしかして姿勢がわるいのかも?

試しに、背中を丸めた状態でつま先立ちになってください。
そのまま、ストンと地面に踵を落とします。
すると、腰にズシッと衝撃がかかるのが分かります。

今度は、背筋をキチンと伸ばした状態でつま先立ちしてください。
そのままストンと地面に踵を落とします。
ぜんぜん、衝撃が違うことがわかります。

ウォーキングをしながら、
常にこの衝撃が腰や膝にかかると思うと、
それは大変ですよね。
痛くなるはずです。

まずは、肩甲骨からお尻、モモ裏の筋肉を使って、
上体を起こした姿勢作りから初めてくださいね。

丸い背中も、反りかえり過ぎてお腹を突き出している姿勢も
ダメですよ。

胸をしっかり開いて、肘を後ろに引くように腕を
振ってくださいね。

しっかり正しい姿勢でウォーキングが出来るようになれば、
軽いランニングにチャレンジしてみてくださいね。

そのためにも、ウォーキングからがんばりましょう♪

目標は30分。

お散歩感覚から初めて、意識したウォーキングに
移行していってください。

気血のめぐりがよくなって、
クヨクヨ気分も解消されますよ♪

嫌な事は、汗と一緒に身体の中から
流していきましょう!

ついでに脂肪もなくなれば一石二鳥。
妊活にもなるし、一石三鳥かもしれません!

楽しく元気にお身体作り。
プラス美容にもいいなんて、
いいことだらけです♪

では、次回は池田由芽先生です。
お楽しみに♪


【身体を動かして妊娠力UPする!】ストレッチについて(201030725)

2013-07-30 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

暑い日が続いていますね。
こう暑いと、外に出て運動するというのも
「熱中症に気をつけながら」になってしまいます。

とはいえ、夏こそしっかり汗を流しましょう!

【身体を動かして妊娠力をUPする!】
今回は、ストレッチについてです。

気軽にお家で出来る運動として「ストレッチ」をおススメしていますが、
実はストレッチにも種類があるんです。

そのやり方によって、3種類があります。
1、スタティック・ストレッチ
2、バリスティック・ストレッチ
3、ダイナミック・ストレッチ

それぞれ静的、動的と動きによって種類が分かれています。

今日は、その一つ、「スタティック・ストレッチ」についてお話していきます。

ストレッチの違いについて!ですが、

先ほどもお話しましたが、「静的な動き」と「動的な動き」とに分かれます。

スタティック・ストレッチは、静的なストレッチになります。

反動を使わずに、身体を伸ばして筋肉を柔らかくする方法です。

普段「ストレッチします」といえば、1・2・3・4と、
身体をピョコピョコ動かして、少しずつ揺らしながらストレッチをするのを
イメージされる方が多いかもしれませんね。

筋肉を伸ばした時の「痛み」が、最高に伸ばされた一瞬にだけくるので
なんとか頑張って伸ばせているように思います。

今回ご紹介するストレッチは、それとは全く違う動きになります。

筋肉って、ゴムみたいなイメージですよね。
ゴムも、ビヨ~ン、ビヨ~ンと伸ばすと、伸びて縮んでを繰り返します。

でも、ピーンと伸ばしたまま時間を置くと、伸びたままになってしまいます。

筋肉は、急に引き伸ばされると反射的に縮もうとする力が働きます。
引き伸ばされて、切れてしまうことを守るためのシステムが働くのです。」
伸びると縮むをくりかえします。

静的ストレッチというのは、「筋肉をピーンと伸ばしたままにしていると
筋肉も緩んでくる。」という仕組みを使って緩めていく方法です。

筋肉の長さの情報を見張っているゴルジ腱器官は、
筋肉をゆっくり一定時間伸ばし続けると
「これ以上抵抗したら、筋肉が切れてしまうよ。」
という情報を脊髄に送ります。

すると、反射的に脊髄は抵抗している筋肉に「抵抗を止めなさい」と
指示します。

すると筋肉が抵抗をやめるので、伸びやすくなるのです。

「それだと痛くて伸ばせない」と思われるかもしれませんが、
このストレッチは痛くない所からスタートすることが大事です。

「伸びてるな」と感じる位置まで伸ばして、そのまま30秒キープします。
すると、「フッ」と筋肉が緩むのを感じます。
そこでさっきより少し伸ばしてやります。

そして、また30秒キープ。
また「フッ」と緩んだら更に伸ばします。

そうやって、「痛い」と感じるところまで続けます。

決して無理やり伸ばしてはいけません。

少しづつ、少しづつ、時間をかけて
「痛気持ちいい」と追究していきます。

これは、お風呂上りや軽い運動、ウオーキングの後におススメです。

リラックス効果があるので、活動的に動く前にするのはおススメではありません。

激しいスポーツをする前にこれをすると
パフォーマンスが下がることもあるそうです。
激しい動きが必要なスポーツ前には静的ストレッチはしないのが一般的になっています。
とはいえ、それもその人の身体の具合によるところも多いので、
絶対ではありません。

妊活目的のみなさんでしたら、
普段の運動不足やお仕事疲れが溜まった身体をゆっくりほぐして
リラックスしていただきたい時にピッタリのストレッチといえます!

痛気持ちいい!ストレッチを、時間をかけてゆっくり楽しんでください。

疲れてこわばった身体に、リラックス★リラックスですよ♪

次回は、池田由芽先生です。

お楽しみに♪


【身体を動かして妊娠力をアップする!】いつもの動きに『意識』をプラスする!(20130613)

2013-06-18 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

梅雨入りしたはずなのに、全然雨が降りませんね。

やっと雨かと思ったら、台風の影響でいっきに大量の雨となる
地域があるようです。

お出かけの際は、十分に気をつけてくださいね。

【身体を動かして妊娠力をアップする!】をテーマに,

ここ最近はお身体の各部位をストレッチする方法をお知らせして来ました。

今回は、ストレッチから少し離れて、
普段している動きに
ほんのちょっと意識を持つだけ。
いつのも動きなのに『さらに身体にいい!』を
お伝えします。

テーマは「ウォーキング」です。

簡単にできる運動であり、運動量の調節が簡単。
そして、身体の中でも大きな筋肉が集まる脚をしっかり
使って動くことができる「ウォーキング」は、
健康維持のためにも、妊活応援のためにも
大変優れた運動です。

「ウォーキング」といっても、本格的な運動を目的としたものから、
お散歩の延長のものまで様々です。

年齢もみなさん異なりますし、体重増加に悩む方、膝の痛み、
腰痛を持っている。または、ダイエットも込みで考えているかたも
いらっしゃるかもしれません。

ここでは、妊活中の方で「妊娠力UP!」のために、
「お散歩の延長から少ししっかりめに歩こう!」と
考えているかたにおススメのものです。

普段の「ウォーキング」に、ほんの少し意識していただけたら
丁度いいくらいかと思います。

◆時間を意識する

朝方~お昼までの「午前中」の時間がおススメです。

夜の0時からお昼の12時までは、陽の力のピーク(極み)に向かって行く時間です。
ですので、朝目が覚めてからお昼の12時に向かって陽のピークにいく時間に
「ウォーキング」をするのが、一番元気が出てパワーアップできる時間といえます。
朝起きてお日様のエネルギーを受けながら、陽のパワーをしっかりめぐらせましょう♪

午後という時間は、細かく東洋医学的に分けると
陰に向かっていく時間です。
お昼の12時から夜の0時は、陰のピーク(極み)に向かっていく時間です。

夜は「陰」ですので、力をためておくのに向いている時間帯です。
夜にウォーキングに出掛けるかたもいらっしゃいますが、
出来ればお家でゆっくり身体を休める時間として
使っていただきたいです。

東洋医学の【陰陽を意識した時間】に「ウォーキング」を取り入れてみてくださいね。

◆身体を意識する

ただ「ウォーキング」するだけでなく、
「身体を意識して」歩いてみましょう!

ここでは、ポイントは5つです。

1.前の足が着地するとき【踵をしっかり付ける】ことです。
そのとき、足首を反らしてふくらはぎの筋肉を使っている意識を持ちましょう!

2.足裏をシッカリついたら
【踵から親指に向かって体重を移動させる】を意識をしましょう。
親指の先にまで体重を乗せることがポイントです。

親指に体重が乗る前に次の動きをしてしまう、
親指の「付け根」にしか体重を乗せずに歩いてしまう人がいます。

その癖は、『外反母趾』をつくる原因になりますので、
今日から意識して、【親指にまで体重を乗せて!】歩きましょう。

3.後ろの脚です。
身体を推しだす動きです。

これも前の動きの延長で、
【親指にしっかり力をいれて】身体を前に運びましょう。

4.意識するのは【お尻の筋肉】です。
踵がついて、ちょうど脚がまっすぐになる位置にきたら
体重がきれいに脚全体にのっています。
その時、【お尻に力がはいっているか?】意識をしましょう。

後ろ脚で身体を前に押し出す時も、ギュッとお尻が引きしまっているのを
意識しながら歩きましょう。

お尻に力が入らず開いた状態だと、洋ナシ型のお尻になってしまいます。
お尻の筋肉を上手に使って歩くと、ヒップラインがキレイになり
うれしい効果もありますよ!

5.最後は、【骨盤の位置】です。
骨盤が前に倒れすぎていたり、後ろに倒れすぎていたり。
傾きがひどいと、歩くときに使う筋肉自体が変わってきます。

腰が痛くなったり肩が痛くなったり、
余計な負担が身体にかかってしまいます。

歩いて腰や肩が痛くなる人は、まずは自分の姿勢を
鏡などでチェックしてみてくださいね。

以上!ほんの少し【意識する】ことで
同じ「ウオーキング」をするだけでも、
さらにいいことが起こる
「+@」をご紹介しました。

夏バテ防止のためにも、今からしっかりいい汗かいて
身体づくりを楽しんでくださいね♪

次回は、池田由芽先生です。
どうぞよろしくお願いします♪


【食養生】砂糖は「陰性の食べ物」です (20120517)

2012-05-17 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の岡井志帆です。

今年のゴールデンウィークは不安定なお天気でしたね。
秋を思い出すぐらいものすごく寒くなったり(雪が降った地域もありましたね)、
夏のように暑くなったり。3つの季節が一気にめぐったようでした。

連休中は、いつも以上に食べ過ぎ飲み過ぎになってしまいがち。
そこへ、こんな気温の変化があれば身体もビックリしてしまいます。
皆さま、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて、今日はお砂糖についてお話ししたいと思います。
東洋医学では、お砂糖は「陰性の食べ物」といいます。
「陰性の食べ物」は「身体を冷やす」と言われますが、
「なぜ砂糖は身体を冷やすのかな?」という疑問から調べてみました。

私達が日常よく使うのが、白砂糖。精製された真っ白の砂糖です。
その他、三温糖、黒砂糖はよく目にする食品ですね。
三温糖は上白糖より純度が低いため薄茶色をしています。
風味が独特でお菓子などに使われますね。
黒砂糖は、サトウキビをそのまま絞って煮詰めたものです。
精製されていないので、ミネラル・ビタミンなどが含まれています。
糖度の割には甘く感じます。風味も独特なものがありますね。

砂糖の原料は、サトウキビを原料としたもの、砂糖大根(てんさい)を原料にしたもの、
楓からできているメープルシロップなどがあります。
サトウキビは熱帯である地域で栽培されています。
砂糖大根(てんさい)や楓は寒い地域で栽培されています。
なので、熱帯で栽培されたサトウキビを原料にされている砂糖は身体を冷やす食べ物といえますね。
そういう意味では、砂糖大根から出来た砂糖かメープルシロップを食べるほうが身体を温めてくれます。

白砂糖の主な成分はショ糖。これは二糖類といってこのままでは身体に取り込まれません。
なので単糖である果糖やブドウ糖の形にしてから栄養素として使用されます。
この二糖類から単糖に分解するときに、ピルビン酸を生成します。
この酸は血液を酸性に傾けます。酸性症になるとカルシウムが身体から抜けだしてしまいます。
また、ピルビン酸代謝でビタミンB1を消費します。
白砂糖には、ショ糖以外のミネラルやビタミンがほとんどありません。
なのでショ糖を分解するときには、身体の中に蓄えてあったカルシウムとビタミンを消費しなければなりません。
ショ糖はカロリーがあるのに栄養がない、という悪循環にはまってしまします。

糖をとりすぎると、赤血球の細胞膜を弱め赤血球の変態能を弱くします。
赤血球の膜は弾力がほどよくないと、毛細血管先の先の細い所をうまく通り抜けられませんし壊れやすくなります。
また、血小板を凝縮しやすくするので血液が流れにくくなるんです。白血球の粘度も増してしまします。
こうして血液の質がわるくなれば血流が悪くなりますね。

また、白砂糖をたくさん取ると手足の指先が冷たく感じます。
これは、指先の毛細血管で動脈と静脈のつなぎ目までしっかり血液が流れなくなるからです。
その手前の動静脈吻合で近回りして戻るようになるんですね。
真冬にはこの機能が働いて熱が逃げないようにします。
夏は反対に、余分な熱を発散するために抹消血管が開いて熱を逃がすのです。
この調整がうまくいかなくなり、いつも手足の先が冷たい状態がおこります。

血液自体に問題が起こることと、その血管を調整する機能に問題が起こること。
さまざまなトラブルにより冷えが起こるんですね。
赤血球が壊れると酸素も運ばれなくなります。
血行が悪くなるということは、子宮や卵巣にも影響があることは想像がつきますね。

砂糖についてはその害はいろいろあげられていますが、
今回は「冷える」ということにポイントをおいて調べてみました。
どんなものでも取り過ぎはよくないのは当たり前です。
ただ、砂糖は他の食品に比べて「中毒性」が強いことがあります。
皆さん、太るからと「炭水化物」は控えても、なかなか「甘いもの」は止めれません。
これも、「中毒性」の現れではないでしょうか?

高血糖の状態での卵の害もあげられています。
受精卵が胚盤胞まで育ちにくくなる、といわれているならば
できるだけ高血糖の状態にはしたくない!という気持ちが妊活女性なら起こりますよね。
油断すると、砂糖はなんにでも入っています。
外でなんでも買えて、24時間購入できるこの便利な時代であるからこその落とし穴。

砂糖が一般に広まったのは、明治時代と言われています。
私たちのおじいちゃんおばあちゃんの世代ぐらいから多く消費されるようになった食品です。
つまり、それ以前は「無くても良いもの」だったんです。

初めて日本に来たのは奈良時代。そのときはお薬として使われたそうです。
なんでもその量が大事ということですね。

私自身、ストレスを回避するために甘いものばかり食べていた時があります。
血液検査の結果、ヘモグロビンA1chaの基準を超えてしまったことがあります。
糖尿病イエローカードをもらってしまったんですね。
こういう経験もふまえて、「人は簡単に高血糖の状態にすることができるんだな。」
という危険を提唱したいです。

砂糖中毒から抜け出るチャレンジ!頑張っていきましょうね♪

次回は、足立繁久先生です。よろしくお願いします!


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