食養生-お茶1(20080612)

不妊鍼灸.net へようこそ

食養生-お茶1(20080612)

2009-01-10

こんにちは、はりきゅう師の馬場乾竹です。

今まで、”漢方・鍼灸で不妊治療! 大阪からの妊娠ブログ日記です”のメルマガを
書かせていただいて来たのですが、
最近、様々な理由で更新が滞っていました。

ですが、不妊でお悩みの皆さんにとっては、定期的に有益な情報発信があるのが
一番だと思います。

ですので、これから定期的にメルマガを配信していくため、担当を譲ることに
しました。

といっても、全然関係ない人に譲るのではなく、当院のキャストである
近藤ルミ先生に執筆をお願いします。

彼女は、女性の鍼灸師として、同性の気持ちにたって、治療やアドバイスを
行っており、当院の女性のゲストの方はほとんどの方が近藤先生の施術を
受けておられます。

ですので、そうした立場からみた東洋医学的な不妊治療に関して、
これから定期的にメルマガを配信していただくことが出来ると思いますので、
どうぞご期待下さい。

ということで、ここからは近藤先生に自己紹介をしていただこうと思います。

近藤先生、どうぞよろしくお願いします!

ハイ! ご紹介にあずかりました、近藤ルミです。はりきゅう師です。

馬場聖鍼堂にて、日々不妊治療に励んでおります。

なにぶん、自分自身が食いしん坊ですので、食養生の指導には力が入ります。

「人間、食べたものになる!」 というのは本当です。

ぜひ健康な体をつくる食べ物、妊娠しやすい体をつくる食べ物を知って、
毎日の食卓に取り入れてください。

一週間に一回のハリより、三度三度のお食事です!
(もちろん、ハリもプラスしていただけると、よりいいのですが♪)

そして、東洋医学的なエクササイズなども紹介していきます。
どうぞお楽しみに。

最近「お茶はどんなものを飲んだらいいのですか?」というご質問を受けましたので
初回の今日はお茶の話をしましょう。

不妊症の方は冷え症の方が非常に多いのですが、
そういう方は”陽気”が足らないので、補ってあげる必要があります。

一日に必ず何度か飲むお茶でその陽気を補いましょう。

一番いいのは「三年番茶」といわれる、3年以上生育したお茶の葉を焙煎した
お茶です。
通常のお茶は”寒性”のものが多く、冷え症の方にはおすすめできないのですが、
“温性”の番茶か紅茶がよいのです。
でも紅茶はカフェインが多いことや、飲み過ぎると貧血になりやすいため、
できれば避けたいですね。
番茶は血液をきれいにし、新陳代謝をよくしてくれます。

この番茶を使った飲み物をひとつ紹介しましょう。

☆梅しょう番茶☆
低血圧で朝起きられない、貧血、冷え症、ひどく疲れたとき、などにピッタリです。

お湯のみに梅干を入れて、おはしでつぶします。
しょうがの絞り汁2,3滴を入れます。
しょうゆ小さじ1~2杯を入れます。
沸かしたての番茶を注いで混ぜる。

しょっぱそうですが、意外とそうでもないんですよ。
ほんとに疲れが取れますから、一度試してみてくださいね。
とくに疲れがたまったときは、しょうがの絞り汁ではなくおろししょうがを
そのまま入れたり、しょうゆを多めに入れるといいのです。

緑茶や抹茶、ウーロン茶は体を冷やすので、できたら避けてくださいね。
(あったかくして飲んでも同じですよ!)
ただし、気が上りやすい方にはのぼせている気を降ろす作用があるので
向いています。糖尿ぎみの方にはお抹茶がとくにいいですね。

いかがでしょう。身近なお茶ですが、だからこそ、体質に合ったものを
毎日飲んでいただきたいものです。

それでは、また次回、お会いしましょう!



PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME