【食養生で妊娠力アップ】大人気のエビ(20140403)

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【食養生で妊娠力アップ】大人気のエビ(20140403)

2014-04-04

こんにちは(^^) はりきゅう師の近藤琉水です♪

新年度に入りました。
職場にフレッシュな新人さんが入ってきたり、
新学期が始まったり、ワクワクしてきますね(#^.^#)
気持ちよいスタートが切れましたでしょうか。

異動や転居など、新しい生活を開始された方、
まだまだ緊張感が続いていらっしゃるでしょうね。
週末までもう少し、がんばっていきましょう(^^)/

お花見は行かれましたか?
地べたに座り込んで冷やしたビールを飲むようなお花見は
ベビ待ちさんはパスしていただきますように、
くれぐれもお願いしておきますね。
これまでの努力もビールの泡となって消えていきますよ!

さて、今日は妊娠力アップを目指す方のための食養生として、
“海老”を取り上げますね。

エビといえば、少し前にバナメイエビが一躍有名になりました。
今では「クルマエビとかシバエビと騙したり騙されたりしない
ようにしなくちゃいけないね」と認識されるようになりました。
いや、バナメイエビはちっとも悪くないんですけどね。
濡れ衣です。
クルマエビ科の近縁種だから似てて当然なんですよね(^_^;)

もともと中南米に生息していたのですが、病気への耐性が優れており、
世界中で養殖が盛んになったそうです。
もっと名が売れているブラックタイガーよりも生産高は上とのこと。
日本には東南アジアから大量に輸入されています。

食感も日本人好みのプリプリで、芝エビと比べても遜色ないそう。
そりゃ、わからないですよね。。。

日本で海老は大人気だそうで、欠かすことのできない食材です。
(個人的にはそれほど大好物でもないんですけど(^_^;))
みなさんのお口にもほとんど毎日のように入っているのでは?
海老と言っても大小さまざまありますからね。

日本語(漢字)表記では余り厳密に分類されてないようですが、
英語では「歩行型」と「遊泳型」に大きく分けられるそうです。
歩行型はロブスター。
遊泳型はシュリンプ(小エビ)とプラウン(クルマエビ)です。

伊勢海老はロブスターとは別種ですが、歩行型に分類されるようです。

ここでは全部ひっくるめてエビと書かせていただきますね。

エビの栄養としては、高たんぱく低脂肪、タウリンやDHA・EPAが
豊富です。

タウリンは悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やします。
動脈硬化や糖尿病、高血圧など生活習慣病を予防してくれます。
肝機能改善や眼精疲労の緩和にも役立ちます。
どこに一番多いかというと、殻です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は
心筋梗塞や血栓症の予防効果があります。

殻に多量に含まれるキチン質は食物繊維の一種で、
便通を促してくれます。
免疫力をアップするとのことで最近注目されていますね。
肩こりや不眠症にもいいそうです。

赤い色素のアスタキサンチンは抗酸化作用があり、
コレステロールが血管につくのを防ぐ働きがあるそうですよ。
視力低下も防いでくれるそうです。

エビはできるだけ殻ごと食べたいですね。
桜えびが最適でしょうか(#^.^#)
エビフライや天ぷらはぜひシッポまでいただきましょうね!

そして次に東洋医学的に見ていきましょう。

性質は温・潤(あたため、潤す性質)、
臓腑は脾・肺・肝・腎に入ります。

効能としては、補腎(腎臓の働きをよくします)、
壮陽(精力を高めます)、食欲増進などです。

体質的には、気血が滞りやすいタイプの方に一番お勧めで、
どちらかというと冷え症の方向きの食材です。
普段から食べ過ぎで消化不良だったり
陰虚体質や熱っぽい方には向かないということですね。

身体が弱く、すぐに疲れてしまう方にはピッタリの
強壮効果があります。
スタミナをつけ、気力・体力アップに役立ちますよ!

殻まで一緒に食べるのがいいので、干しエビが最適。
いい出汁が出ますから、戻し汁も一緒に煮物や炊き込みご飯
中華風のスープや炒め物などに使うといいですね♪
お芋の煮っ転がしもおすすめですよ~!
桜えびは、関西では頻繁に登場するお好み焼きにも欠かせません。
彩りも春らしくていいですね(*^。^*)

腎を強めてくれるエビ。
妊活にも役立つはずですね。
ただ、人気のエビフライや天ぷらは高カロリー過ぎるので
できたらアブラを余り使わない調理法でいただいてくださいね!

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに~(^^)/



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