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2012-09-06

こんにちは。はりきゅう師の岡井志帆です。

先日の夜、お散歩に出かけてきました。
昼間の暑さが嘘のように、涼しい空気が流れていました。
秋が近づいてきてますね。
日本の四季は素晴らしいですが、
いつもこれくらいの気温ならいいのになぁ~、と
ついつい思ってしまいました。
関西では、急な雷雨が多い夏でしたが、
場所によっては水不足の地域があるようです。
なかなか、降水量もうまく『和』してはくれませんね。

では、本日も【身体を動かして妊娠力をUPする】をテーマにおおくりします。
簡単なストレッチをご紹介します。

妊娠力に重要なのは、いろいろありますが【腎の臓】はとくに大切です。

東洋医学でいう【腎】は、身体を動かすためのパワーの一つである
【精】をおさめています。
【先天の精】といって、お父さんお母さんからもらった
生まれる前からのパワーなのですが、
生きているとどんどんパワーは減ってしまいます。
それを、補うのが【後天の精】。
食べたものからいただくパワーです。

妊娠力の弱いかたは、【腎】のパワーが弱っている人が多いです。

それは、もって生まれた弱さの方もいれば、
生活習慣でどんどん減らしてしまっている場合とがあります。

【腎】のパワーが弱い方は、同じ姿勢を続けたりするのが苦手です。

立ち続けたり、座り続けたり、歩き続けたり。
すると、すぐ疲れてしまうような人です。
長時間寝ているのが苦手な人もそうですね。
眠いんだけれど、寝すぎると腰が痛くなる。
これも、【腎】の弱りのあらわれであることが多いです。

なので、「寝起きに腰が痛くて仕方がない。」
「仕事の疲れが腰にきます。」という方におススメ。

【腰痛を予防するストレッチ】をご紹介します。

プラス、季節が秋に入ったということで、
冷たい空気から身体を守ろうとする働きが活発になります。
その働きを助けるストレッチをしていきましょう。

身体の防衛機能を主るのが、経絡でいうと太陽膀胱経という経絡です。
主に、身体の背中側、陽の部分を走る経絡です。
この膀胱経にしっかりいい気をめぐらせてやると、
風邪をひきにくくなったりという効果もあります。

背中と腰をしっかり動かして、気と血をしっかり流して行きましょう♪

■1.腰をひねります!

こちらは、簡単。
お馴染みのストレッチですね。

まず仰向けに寝転びます。
両膝を立てて、後は左右にたおすだけ。
このとき、両手を横に広げておくと効果的です。
朝起きた時に、起き上がる前に少しするだけで
身体の動きがよくなります。

もう少し負荷をかけるときは、足を伸ばしたまま
身体を捻りましょう。捻った上の足をクロスさせます。

ベットの端によって寝っ転がれば、
身体を捻ったときに上の足の重みも使えてより
強い刺激が感じれます。

■2.これも腰の捻りです。

これも簡単ですよ。

肩幅に足を開いて立ちます。
両腕を伸ばして挙げます。
両腕が耳のうしろに行くぐらい、しっかり挙げます。
両手の甲をくっつけます。
肩甲骨をしっかり意識して腕を伸ばし、背中も伸ばします。

つぎは、両手を頭の後ろで組みます。
胸をしっかり開きましょう。
後ろから、引っ張られているイメージで。

そのまま、身体を横に倒します。
脇腹をしっかり伸ばします。

つぎに、身体を捻って下を向きます。
上の肘を前に出す感じです。
限界まで、無理せずに。

すると、骨盤にくっついている腰の筋肉が
しっかり伸びます。
いつも腰に痛みを感じている方は、
その部分が伸びていることを意識してくださいね。

左右で横に倒しにくい方や、捻りにくい方があります。
普段の身体の使い方で、動きにくくなっているのです。
また、小さいぎっくり腰などを繰り返していて、
筋繊維が癒着してしまっていることも考えられます。

体重は片方にのせず、真ん中に重心を。
息を止めずに、ゆったり呼吸してくださいね。

慣れないと筋肉痛になるかもです。
普段使っていない証拠です。

このストレッチは、身体に反動をつけず
伸展させた状態をキープさせるのがコツですよ。
呼吸をつづけながら、10数えるイメージで。
 

この二つの運動で、背中と腰がしっかり伸ばされます。

呼吸を止めずに続けることで、気がよりスムーズに流れてくれます。

腕もしっかり動かすので、肩甲骨が動き、
肩こりにも効果がありますよ。

おまけです…

身体の横には、少陽胆経がながれていて、
こちらも気の流れをよくしてくれる経絡です。
筋肉でいうと、腹横筋、腹斜筋などが伸ばされます。
脇あたりになると、前鋸筋や肋間筋が伸ばされます。

これらは、腹筋・背筋とともに体幹を支えてくれる
重要な筋肉です。
一緒にストレッチできますので、一石三鳥ですね♪

次回は、足立繁久先生です。
よろしくお願いします♪



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