食養生-お茶4(20080703)

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食養生-お茶4(20080703)

2009-01-14

こんにちは、はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

前回はダイエットにいいというウーロン茶やプーアル茶、そして花茶をいくつか
紹介しました。

今回はカフェインレスなので安心! 個性豊かな飲み物をいくつか紹介しましょう。

★どくだみ茶★
既にピークは過ぎてしまいましたが、5~6月頃にカワイイ花をいっぱい咲かせて
いたドクダミ。
これの葉を摘んでよく洗って乾燥させ、煮出してお茶にします。
便通をよくする働きが強く、血行がよくなりますから、肌荒れが気になる方、
冷え症や肩こりの方にもよいですね。
イマ風に言えば、デトックス効果、なんですよ。
お茶としてだけでなく、お風呂に入れてもアトピーなど皮膚のトラブルにいいのです。

どくだみといえば、けっこう臭いがキツイのですが、乾燥させるとマシになります。
私が小学校1年生のとき、担任の先生が道端のドクダミをむしりとって、
クラスの子の鼻に押し込んで「いいにおいやろぉ~!」って大笑いしてたのを覚えて
います(^^)
今なら虐待?!
楽しい思い出です。

どくだみは漢方薬でも「十薬」という立派な生薬です。
「十種の薬の効能がある、万病に効く薬草」という意味があるんですよね。

妊娠中に飲むと色白の肌のきれいな赤ちゃんが生まれる、ということも聞いたことが
あります。
ただ、飲み過ぎは注意してくださいね。

★ルイボスティー★
南アフリカ産のマメ科の植物ルイボスのお茶です。
こちらは不妊症によいという評判で、けっこう飲まれている方も多いですね。
排卵障害のある方によいといわれてますが、身体を冷やす作用もあるので、飲み過ぎ
は禁物です。
アンチエイジング効果があるとのことです。
緑茶や紅茶などに含まれて入るタンニンは摂り過ぎると鉄分の吸収が悪くなるの
ですが、ルイボスティーはタンニン含有量が少なく、貧血ぎみの方にはよいかも
しれません。

★杜仲茶★
トチュウの樹皮は古くから不老長寿の強壮薬として利用されてきた生薬です。
他にも鎮痛、強壮、強精、利尿などの作用があります。
昔は貴族の強壮剤だったようですね。
葉の効能は血圧を下げる働き、肝機能の向上です。
他にも鎮痛、強壮、強精、利尿などの作用があります。
最近では内臓脂肪を減少させるとか、血管若返り効果がある、などの理由で
メタボリックシンドローム改善に効く! とブームになりました。
腰痛のある方、足の倦怠感がある方にもよいそうです。

★タンポポ茶★
野生のたんぽぽの根を焙煎したたんぽぽコーヒーとして知られています。
味はコーヒーというよりは濃い麦茶、という感じですけれども。
ミネラルが多く、ホルモンバランスを整えてくれるそうです。
中国では古来産婦の母乳を出す薬として利用されてきました。
血液浄化作用があるので、質のいいおっぱいができそうですよね。
どちらかというと、妊娠してから飲むのがおすすめなようです。

★はとむぎ茶★
ハトムギは漢方生薬ではヨクイニンといい、皮膚によい薬です。
シミや吹き出物、肌荒れなどのお肌のトラブルには非常に効果があります。
「おとなのニキビ」で悩んでおられる方にはおすすめですね。
ハトムギに含まれる蛋白質は新陳代謝を活発にするので、肌荒れを緩和してくれる
そうです。
特有の香ばしさがあり、おいしいお茶ですよね。
利尿作用があるので、むくみが気になる方にもよいでしょうし、
消炎鎮痛作用があるので、筋肉痛や神経痛にも効果があるそうです。

いかがでしたか。
ご自分に合ったお茶がみつかりましたか?
次回は”お茶”として飲む飲料以外の飲み物を紹介します。
それでは、また次号でお会いしましょう!



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