【不妊カウンセリング】あたりまえに気づく

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【不妊カウンセリング】あたりまえに気づく

2012-02-13

こんにちは。はりきゅう師の近藤 琉水です(^^)

暦のうえでは春となりましたが、2月は1年で一番寒い月と言われます。
油断すれば痛い目にあいますので、ちゃんと春風が吹くまで油断は大敵ですね。

さて、今日もベビ待ちのみなさんが少しでも心穏やかに過ごせるように、
お手伝いさせていただければと思います。

妊活が長くなるにつれて心や身体に受ける傷。
ほんとうに辛いことがいっぱいですね。

なんで私ばっかりこんな目に遭わなくてはいけないの?!
って、ぶちまけたくなることだってありますよね。

誰でもというわけにはいきませんが、
パートナーの方には素直に気持ちをぶつけてくださいね。
ただ、相手を傷つけることはあなたの本望ではないと思いますし、
“雨降って地かたまる”を目指していただければ。

考えれば考えるほどドツボにはまっていってしまう方、
心にちょっとお休みをあげてください。
急降下を止められるのはあなた自身しかいません。

どうしたら止められるのか、それは人によっていろんな方法があると思います。
「考えないようにする」というのが単純ですが効果的なんです。
でもそれができない方は?
発想の転換です。同じ考えるなら、こんなことを考えてみませんか?

先日、『がばいばあちゃん』で有名な島田洋七さんが言ってました。
「今の時代に日本に生まれるなんて、宝くじにあたったようなもん」と。

私もそう思います。
世界をぐるっと見渡しても、ほんとうにその通り、恵まれすぎなぐらいです。

私たちが”あたりまえ”と思っていることが、世界ではどれほど貴重なことか、
ちょっとだけ考えてみてくださいね。

雨風を凌げる家があること、
蛇口をひねれば清潔な水が出ること、
今日も明日も温かいご飯が食べれること、
銃弾を気にせず安心して寝ることができること、
こういったことが、いかに簡単には手に入らないことなのかを
考えてみたことはあったでしょうか。
当然の権利としてある市民サービスも、世界の平均からすると
ほとんどが手厚いものであることはご存知でしょうか。

もっと身近な未妊治療に関してはどうでしょう?
まず、大前提のパートナーがいること。
これは必要最低限の条件ですが、パートナーの方の存在を”あたりまえ”と
思い込んではいませんか?
専門の医療機関にアクセスできること。
日本の高度生殖医療の技術は最先端です。
何人もの海外在住の方が体外受精を受けるためだけに一時帰国されて、
当院にも受診されています。

まさに、宝くじが当たったに等しいくらいのラッキーさではないでしょうか。
ここに目を向けてみませんか?

そして、「実は自分はツイてるんだ」って自分に言い聞かせてみましょう。
それまで世界で一番アンラッキーだと思い込んでいたかもしれません。
そんな気持ちになるのも無理はないんですよ。
でも、「そんなこともないかも?」という発想の転換は自由です。

そして、”有り難い”パートナーの方、生んでくれたご両親、
きょうだいや友人たち、すべてのご縁がある人たち。
人だけでなく、目の前の食べ物や水、家や職場、すべてに感謝の気持ちを
持ってみましょう。

まずはそこからスタートです。

自分を取り巻く、当たり前ではない”有り難い”ことを数えてみる。
そして、感謝の気持ちが持てたら、それを伝えてみてはいかがでしょうか。

多くの人が「そこに気づいたときから何かが変わる」と言っています。
意識が変われば、さまざまなことが変化していくからですね。

幸せとは、案外すぐ傍にあるものなのです。
青い鳥、ですね(o^-‘)b

「どこまでも続く出口の見えない闇」の中にいるように感じていらっしゃるあなた。
ちょっと立ち止まって、自分の足元を見てみてください。
意外と足元には光があたっているかもしれませんよ・・・。

次回は石原幸先生が担当します。
どうぞお楽しみに!



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