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【食養生で妊娠力アップ】冬の味覚-海老芋(20131226)

2013-12-28 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

いよいよ2013年も残すところ後わずかとなりました。
クリスマスが終われば、お正月色一色ですね。
新年を迎える準備、進んでいますか?

門松やお飾りが消えていってますので
それほど準備することもないのですが、
やっぱり年内に大掃除は終えないと
メンタル的に新年を迎えられない気がしてしまいますね(^_^;)

お節もお取り寄せを利用される方が増え、
一から材料を揃えて自分で、というのも珍しくなりました。

お雑煮と、あともう一品くらいお正月らしさのある
お料理を用意したいですね。

今日はそんなときにピッタリな食材をご紹介していきましょう!

本日のテーマは”海老芋(エビイモ)”です。

エビイモはサトイモの一種で、湾曲した形が特徴的です。
そして、横縞があることから”海老”に見えるということで
そんな名前がつきました。
高級食材の京野菜の1つで”京芋”とも呼ばれます。

通常のサトイモよりも粘り気が強く、ねっとりしています。
キメが細かくて煮崩れしにくく風味も良いため、
人気のあるお芋さんです。

親から子へと次々増えて成長するため、縁起物なんですよ!
ベビ待ちさんにピッタリではないですか?!

ぜひお節の一品に加えていただきたいですね。

栄養面は、サトイモと同じと考えてください。
主成分は糖質とたん白質。
ビタミンB、カリウム、そしてぬめりのもとのムチンが豊富です。
100g58kcalと意外と低カロリーです。

ムチンといえば、肝臓や腎臓を丈夫にし、
老化防止にも役立つので、妊活にうれしい栄養素ですよね!

東洋医学的にもサトイモと同じと考えてくださいね。
滋養強壮、慢性疲労に効果的。
消化を助け、胃腸を丈夫にしてくれます。
また、水分代謝が悪くてたまってしまった”痰”
(ガラガラ、ペッ!ってするのとチョット違います)を
取り除くのにも役立ちます。

体質を選ばず食べて得する食材ですが、
生まれつき胃腸が弱く、虚弱体質の方は
食べ過ぎないように気を付けないといけませんね。

エビイモを使ったお料理で有名なのは、
なんといっても”芋棒”

エビイモを棒鱈と一緒に時間をかけて炊いたものですが、
なんといっても棒鱈(カチカチに干した真鱈を何日もかけて
戻します)の出汁をエビイモが吸って絶品ですよ♪

京都には芋棒の専門店もあるくらいです。

豆知識としては、エビイモの茎が「ずいき」ですよ。
京都ではお漬物が好まれています。

ねっとりした食感を最大限に活かすためには
やはり煮物が一番かなと思います。
お揚げと一緒にシンプルに、薄味で。
あんかけも上品な一品になりそうです。

ちょっと変わったところでは、
唐揚げにするのもオツだそうですよ!
下味をつけてから、カラッと揚げてみたら
男性受けもいいかもしれませんね(^^)

少し前に、残留農薬の報道がありましたので
できるだけ安全な農法で栽培されたものを
選ぶようにしてくださいね。

これはエビイモに限ったことではありませんけれども(^^)

次回は岡井先生が担当です。

それでは、みなさま。
どうぞよいお年を!
また来年お会いしましょう(^^)/


【不妊カウンセリング】心にご馳走(=感動)を!(2013/11/14)

2013-11-28 [記事URL]

こんにちは。近藤 琉水です(^^)

巷ではもうクリスマスソングが鳴り響いています。
焦りますよね、なんだか。
もうちょっと待って!

街に出るとなおさら、かきたてられるので、
なるべく自宅近辺で用事は済まし、
やるべきことをキチキチッと片付けていきましょう!
焦らずいきたいものです。

さて、みなさん、日々感動していますか?

毎日の暮らしのなかで、感動することは”金”です。

平凡な毎日に埋もれてしまっていては
もったいないですよ!

「ステキ」

「すごーい」

「うれしい」

「やった」

「かわいい」

なんでもいいのです。

「1日に何回でもいいから感動なさい」
とデビ夫人も言ってることですし(笑)

本を読んでも、飼い猫ちゃんのしぐさでも、
お花屋さんのバラでも、借りたDVDでも、
なんでもいいですよ。

些細なことでも瑞々しい感性で見つめれば
感動の種を見つけることができるはずです。

もしくは、その感性を磨きましょうか。

だいぶ前になってしまいましたが、
日本シリーズを観て感動して涙しました。
運動音痴で野球の試合なんか観たことないのに
なぜかその試合だけ観戦したら
気持ちが高揚して泣いてしまったんですよ。
その後はなんだか気分がスッキリして
エネルギーチャージできた感覚を覚えました(^^♪

心が震えることは身体にも影響します!

感動のように、いい震え方は必ずプラスに働きますよ。

いちいち大泣きするほどいかなくても、
プチ感動が多ければ多いほど、身体は喜びます。
そして、良い方向に身体を導いてくれます。

ホルモンバランスが崩れている方は、
とくにおすすめします。

「美しい」「かわいい」「いい香り」
そんな感動のシャワーを浴びてみてください。

よく、赤ちゃんや妊婦さんの近くに行くといいって
言いますよね?
妊娠菌は感染するそうですし、
赤ちゃんや妊婦さんが持つ独特のオーラに接して
心が震える体験をすることで、身体が反応するのです。

ただ、妊婦なんて見るのもイヤ! という方は
その効果が薄れるのは当然ですね。

むしろ逆のマイナス影響が出てしまっても
仕方がないかもしれません。

イヤだなと感じてきた方は「いい気をもらえるんだ」と
発想の転換をしてみてください。
「心にも身体にもいいし、ホルモンにもいいんだよね」
とご自分に言い聞かせてみてくださいね。

遠ざけてしまっては、もったいない!!

毎日何度も感動して、赤ちゃんや妊婦さんからいい気を
いただいちゃいましょう。
きっと身体は喜びますよ♪

どんなときもマイナス思考しかできなくなっている方、
ご自身を責めないでください。
それだけ心が弱っているのです。
心に栄養を与えるためにも、感動は劇的に効きますよ!

感動を探して生活しましょう(^^)/

最初は難しいかもしれないですが、
なにごともトレーニングです。
「お味噌汁が美味しくできた(^_^)v」でもいいんです。
「こんなところに草花発見(^^♪」でも。

“プチ感動”は心のご馳走です。

心には贅沢させてあげましょうね~(^○^)

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに~(^^)


【季節の養生法】これからの季節にぴったりの休日の過ごし方~温泉~(20131101)

2013-11-01 [記事URL]

こんにちは!池田由芽です(^^)

今日はハロウィーンですね♪
各地で仮装パーティが開催されていて楽しそうです。

日本ではお店にハロウィーングッズが並んだり、イベントなどが行われることはありそうですが、他の国ほど盛大に祝うことはあまりないようです。

イギリスやアイルランド、アメリカ、カナダなどの国ではハロウィーンの日にはすごくにぎわうそうですよ!

ハロウィーンが終わると途端に11月が始まります。

秋はやっぱり短いようで、すぐに寒くなりそうです。

寒さ対策、大丈夫ですか?!
ゲストの中にはもう足が冷えている方がけっこういらっしゃいます。

今でこんなに冷えていたら真冬が心配です((+_+))

もうすぐ連休です。『もうすでに冷えてきたな~』という方も、
『まだ冷えていないけど、そろそろ冷えそう』という方もお休みの日におすすめのプランがあります(*^^*)

“温泉”です!
日頃の日常を忘れてゆったり癒されませんか?

私自身、休日はたまに温泉をゆっくり満喫しに行きます。

身体の芯から温まり、リラックスできるので心も身体も楽~になります。

普段はそんなに疲れを感じていなくてもゆっくり温泉に入ると、
驚くほど身体が軽くなった!
という経験はありませんか?

それは日々の疲れを自覚していないだけで、知らず知らずのうちにケアしきれていない、日頃のお疲れがお身体に蓄積されているのです。

そのお疲れがひどくなる前にためないように予防することが大切です。

温泉に入ると、健康に毎日を過ごすためには排除したい、疲れはもちろん、冷え、肩こり、などがスッキリとれるので、温泉でゆったりした後は、元気な姿でまたいつもの生活に戻ることが違います。

せっかく温泉がたくさんある日本に生まれたのですから、どんどん活用したいですね。

温泉は日本にはたくさんありますが、それだけでなく実は温泉は歴史も古いのですよ。

日本では、縄文時代から温泉が使われていたそうです。6000年も前ですよ!
温泉が古くから美肌と健康によいとされてきたそうです。

温泉ができるまでの成り立ちにはいくつかパターンがありますが、日本に多いのは「火山性温泉」だそうです。

雨水や海水などが地中に浸透し、地の奥深くのマグマによって温められて、地表に湧き出したものが温泉です。

ということは、温泉は、地球が活動している結果、生じるものです。
地球の”生命エネルギー”が生み出したものなのですね。

温泉に入ることによって自然の恵みをそのままいただき、マグマの温めるパワーも働いて、私たちの身体はすぐに温かくなります。

私たちの身体の中にもマグマのような、身体全体を温める働きを担ってくれているところがあるのですが(腎の働き)、温泉に入ることによってそのパワーに直接働きかけて全身をポカポカにしてくれるのです。

つまり、言い換えると、生命エネルギーが高まります。

その結果、代謝や血のめぐりがよくなり、免疫力も上がります。

そうすると、妊娠力も高まります。

さらに温泉に入ることによって水圧が加わり、マッサージ効果も期待できるので、水のめぐりもよくなります。
なので、むくみやだるさも楽になります。

そして、自然を目の前に五感を通じて心身ともにリラックスできる空間は日常では味わえない”安らぎ”を
与えてくれますよ(^^)

いつもがんばってくれているお身体に『ありがとう』の気持ちを込めて温泉で至福のひとときを過ごしませんか?

次の連休のご予定がまだの方はよかったら、ぜひ足を運んでみてくださいね~(^^*)

只今、馬場聖鍼堂は11月3日(日)まで休診日です。
4日(月)からは平常通り診療スタートですよ。

次は近藤先生の担当です!
お楽しみに~♪


【サプリと妊活】効果的なサプリは?(20131003)

2013-10-05 [記事URL]

こんにちは。近藤琉水です(^^)

早いもので、もう10月ですよ。
まだ日中は暑いですが、朝晩はすっかり涼しく
そして日が短くなってきました。

行楽シーズン到来ということで、
連休もありますし、楽しい計画目白押しでしょうか(^^♪

年末近くなるとバタバタ忙しくなりますから、
それまでの時期はゆったり気分で優雅に過ごしましょう!

さて、最近よくサプリのご質問をお受けします。

ですので、今回は栄養をテーマにお送りしようと思います。

≪質問≫
「妊娠を目指していますが、
 やっぱりサプリは飲んだほうがいいですか?」

≪答≫
絶対飲まなきゃダメということはありません。
むしろ、安全でバランスの良い食事を正しく食べることで
栄養的にも十分であれば、不要だと思います。

ただし、現実はそんな理想的にはいきませんよね。

まず、まったく安全な食品を見つけることが困難です。
無農薬、有機栽培で、丁寧に生産された食材。
手に入るなら、ぜひ。
完璧は無理でも、できるだけ安全なものを求めるほうが
やっぱりいいですよね。

そして、食事のあり方。
3食とも、規則正しく、ゆっくり時間をかけて
いただけてますか?
朝ごはん抜きとか、お昼はコンビニ食とか、
夜は飲み会で遅い時間にシメのラーメンとか、
そんな現状ではありませんか?

内容もどうでしょう?
たん白質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維、
彩も良い食材が食卓に並んでいるでしょうか?

現代人の食生活って、かなり問題が多いですよね?!

だからこそ、サプリが補ってくれるのです。

ただし、サプリに頼るのはNGです。
「サプリ飲んだからご飯食べなくていい」なんて
本末転倒もいいところですものね。

やっぱり栄養素は食品をしっかり咀嚼して
体内で分解して吸収するのが一番いいようにできているので
それを忘れてはいけませんね。

さて、現代人に欠けやすい栄養素、
そのなかでも特に妊活中の方に欠かせないのが
葉酸、亜鉛、鉄分、ビタミンEなどですね。

葉酸はビタミンB群のひとつで、細胞分裂やDNA合成に関わり、
胎児の成長過程に絶対不可欠な栄養素です。
妊娠前から多目に摂取することで、胎児の先天性奇形などを
予防することができます。
水溶性なので体内に長く留まりませんから、
一度にたくさん摂っても効果は持続しません。
定期的に摂取する必要があるでしょう。

ただ、葉酸のみ単独で摂ったらいいわけではなく、
ビタミンB12(レバーや貝類などに多いです)も
一緒に摂るようにしたほうがいいのです。

次に亜鉛ですが、新陳代謝を活発にする働きがあります。
細胞分裂が正常に行われるために必要なんですね。
性機能の維持するためにも必須のミネラルと言われており、
ホルモンなどの物質の合成や活性化などにも関わっています。

亜鉛は活性酸素を抑える抗酸素酵素の構成成分になりますので
老化やガンを予防する作用があります。
アンチエイジングですね!

欠乏すると、不妊症、男性の性機能不全、胎児の発育不良、
そして流産なども引き起こし、味覚障害、免疫力の低下
などの原因ともなります。

お酒をよく飲まれる方は不足しがちになりますので
ご注意を!

こちらも吸収率を高めるために、レモンなどに多い
クエン酸、ビタミンCや、上述の葉酸と一緒に摂取するのが
おすすめです。

どちらもコツコツと積み重ねが大事な栄養素であること、
そして単独ではなく、”食べ合わせ”が重要です。

このことから見ても、単独の栄養素が詰まったサプリより
バランスの取れた食事のほうがベターなのはわかりますよね。

そして、サプリには添加物も多いのが心配なのです。
かなり人工的・化学的な”栄養”だといえます。

そうしたことを踏まえたうえで、サプリは摂取してください。

栄養補助としては、できるだけ自然に近いものがいいです。
抽出されたエキスがカプセルや錠剤になったりしているより
たとえば絞ったままのジュースやフリーズドライなどだと
まだ加工の過程が少なくていいのでは? と思います。
栄養素も複数豊富に含有されているのが特徴ですね。
原料が無添加・無農薬というザクロジュースがありますが、
子宝にも効果があるとのことですので、
ご紹介しておきましょう。
葉酸も入っていますよ♪
http://www.zakuroya.com/contents/zakuronosizuku.html

楽しく食べたり飲んだりして、効果的なベビ待ちを!!

次回は池田先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】秋の過ごし方(20130920)

2013-09-20 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^_^)

だんだん秋らしさが増して来ました。

みなさまは秋と言えば何を思いつきますか?(^^)
ハロウィン、読者、秋刀魚、栗、柿など、
秋には様々な楽しみがありますね。

食べ物も美味しくて
「食欲の秋」とよく言われますが、
もうすでにこの「食欲の秋モード」に突入して
胃腸が疲れているゲストがいらっしゃいます。

美味しくても食べ過ぎ予防のために
腹八分目を心がけましょうね!

秋には、他にも紅葉やお月見など、
情緒あふれる秋ならではの魅力が盛り沢山です。

私も秋になると毎年紅葉を観に出掛けます♪
趣があってステキですよね。

また、東洋医学的に秋の気は燥気が多いので、
空気が乾燥しています。
だから、カラッと秋晴れの日は気持ちがいいですよね。

なので、秋の季節は四季の中でも過ごしやすく、
『ずっと秋が続けばいいのに。』
と言うお声をよく耳にします。

実際にはそんな期待とは裏腹に
どんどん秋が短くなっている気はしますが(^_^;)

秋は東洋医学的に五臓で言うと、
肺と関係しています。

また、皮毛とも関わります。

秋は空気が乾燥していることにより
のどや鼻に渇きを感じることが多くなります。

そして秋が深まってくると、
鼻水や咳といった症状をきたしやすくなります。

このような症状を感じたら
無理して発熱でバタンキュー
ということにならないように
早寝をするなどして、
きちんと養生していきましょうね。

さらに、東洋医学的に秋の色は白、
秋の味はピリッとした辛い味です。

辛い味の食べ物、例えばスパイス類などは
唾液の分泌を助けてくれる効果があるため、
消化をサポートします。

さらにその香りで気のめぐりも
よくなるのですよ。

さらに秋を快適に過ごすために
旬のものがおすすめです♪

ニンジン、さつまいも、里芋、山芋、ごぼう、
れんこん、茸、ブロッコリー、
カリフラワーといった秋野菜などを
いただきましょう。

他にも秋刀魚、さば、いわしなども
脂がのっておいしいです。

旬のもの食べることは
自然の道理にかなった食べ方です。

私たちも自然の一部ですから、
自然環境に合った食生活・過ごし方をすることで
その季節を元気に乗り切ることが出来ます。

さらにそれが次の季節の体調にも
関わってくるのですよ~^^

普段の生活に季節感をプラスして
秋を堪能してくださいね(*^_^*)

次回は近藤琉水先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【食養生で妊娠力アップ!】夏の味覚-えんどう

2013-08-30 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

夏休みも終盤戦ですね。
お盆休みはいかがだったでしょうか。
お疲れは残っていませんか?

今年の夏もまた、猛烈に暑かったですね。
一体、どこまで行くのでしょうか。
8月も下旬とはいえ暑さはまだまだ続きますから
引き続き熱中症対策や日焼け対策や
夏モードでいきましょう。

さて今日は、本来夏の味覚ですが、旬がわかりにくくなっている
えんどう豆を取り上げてみましょう。

春先にはサヤエンドウ、キヌサヤとして緑鮮やかな莢を食べる野菜
として出回ります。

夏に丸々とふくらんだ生の豆はグリーンピースとして有名です。
実を食べるものとして、ウスイエンドウという種類は
豆ごはんに最適ですよね。

莢と豆の両方を楽しめるのがスナップエンドウです。

豆類というより、甘味があって食べやすい野菜です。
お弁当の彩りにも人気が高いですね。

原産地は地中海沿岸地域です。
今から3千年以上も前ですが、ツタンカーメン王のお墓からも
発見されています。
日本には8~10世紀に伝来していますよ。
わりと歴史は古いですね。
本格的な栽培は江戸時代に入ってからのようです。

栄養面を見るときは、莢を食べるときと豆のみとでは
ちょっとした違いがあります。

サヤエンドウは緑黄色野菜になり、カロテンが豊富です。
これは他の豆類ではあまりないのですよね。
そしてビタミンB群、C、そして食物繊維です。

ビタミンB群、特にB1は炭水化物をエネルギーに変えるときに
必要なんです。
つまり、糖質をよく食べる方は一緒に摂ると効果的ですね。
糖質は分解されないと乳酸などがたまり、
疲れやすくなったり、むくんだりしますよ。

グリーンピースはビタミンCの代わりに糖質が多いです。

スナップエンドウはビタミンCが豆類の中では特に多いです。

それぞれの季節に楽しめると同時に栄養もしっかり接種できます。
豆類特有の、良質の植物性たんぱく質を摂取できるので
肉類(動物性たんぱく質)が多い方は、バランスをとるため
豆類を取り入れていただきたいですね。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は平、つまり寒熱の偏りはありません。
そして潤作用があり、五臓では脾胃に入ります。

東洋医学的な効能としては
健脾利湿、つまり胃腸の消化機能を高め、身体の余分な水分を除きます。
生津、つまり唾液をはじめとした体液を増やします。
解毒、特に皮膚の炎症に効果があります。

体質的には、身体にたまった余分な熱を除く性質もあるので
身体が熱っぽい”陰虚”体質や高血圧の方によいでしょう。
糖尿病の方(予備軍含め)にもおすすめです。

そして、むくみなど「水毒」のある方に適しています。
また、吹き出物や湿疹ができる方に向きます。

ただ食べ過ぎると消化しづらくなるので、
普段から食べ過ぎでお腹がつまっているタイプの方や
胃腸が弱い方は要注意です。

食欲不振にもよいので、暑い時期にいいですね。

豆苗(とうみょう)ってご存知ですか?
あれは、えんどう豆のスプラウトなんですよ。
手軽に使えるので、便利ですよね。
栄養価も、なんせ「もやし」ですから、とても高いんです。
炒め物や汁物などに、ぜひ使ってみてくださいね。

えんどう豆の豆知識を1つ。
キヌサヤは「絹さや」、莢同士がこすれ合う音が
衣(きぬ・絹)ずれににているから、ということです。
ちょっと雅な感じですよね(*^。^*)
スナップエンドウは英語の snap からきています。
「ポキッ」「パチッ」みたいな擬音語ですが、
莢を折るときの音を表わしているんですね。

豆ごはん、おいしいですよね♪
色は悪くなってしまいますが、やっぱり最初から
米と一緒に炊くと、ほくほくしますし香りもご飯に移って
美味しく感じます。
色重視なら、ゆでた豆を後から投入ですね。
食欲が落ちる夏でもご飯が進みます。

カレーや卵とじもいけますよ。
旬の頃に冷凍しておくといいですね!

美味しくて栄養たっぷりのえんどう豆をぜひいただいてください。

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】湿を追い出して身体の中をお掃除編(20130808)

2013-08-09 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^_^)

昨日は立秋でした。

「こんな暑いのにもう秋?」
という気持ちを感じずにはいられませんが、
自然界ではもう秋なのです!!(^^)

とはいえ、今週末は一段と気温が上がるそうです。
少し気を抜くと熱中症になってしまいます。
こまめに水分を摂ったり、睡眠をしっかりとって
お盆をゆったり楽しめるように
体調を万全にしていきましょうね(^o^)

湿気が身体を包むこの季節。
みなさん、最近こんな症状はありませんか?

・むくむ
・痰がからむ
・動悸がする
・食欲がおちる
・胸がつかえる感じがする
・お腹が張る
・下に歯の痕(あと)が残っている

それは身体の中に余分な湿(水分)が
停滞しているサインです。

何気なくこんな症状を感じながらも
「そう言えばこんな症状あるなぁ」と
普通に暮らしていることはよくある話です。

この夏の間に口にしたあらゆる冷たい飲食物、
食べ過ぎ・飲み過ぎ、
水分の摂り過ぎ、
冷房による冷え、
運動不足・・・
などなど原因はさまざまです。

まだまだ暑さが厳しいですが、
昨日で立秋も迎えたことですし、
暦の上ではもう秋。

本格的な秋を迎える前に
身体の中に溜まった余分な湿(水分)を
排出しましょう!

そうすることで、秋の季節を
健康的に過ごすことが
できるようになりますよ(^^o)

では、具体的に体内に停滞した余分な湿は
どのように排出したらいいのでしょうか??

今回はその方法を3つご紹介させていただきますね(*^_^*)

1つ目は、汗です。
汗をかくことによってデトックスすることができます。
これはイメージ通りですね。

大量に汗をかくのがデトックスには最適です。

身体の中の余分な湿とともに毒素も排出されて
身体の中からきれいになるのと同時に、
身体の表面の代謝も良くなることで
お肌もプルプルになります。
美容効果もばっちりですよ♪

運動や半身浴などですっきり爽快な汗を
たくさんかくことをおすすめします!

2つ目は尿です。

利尿作用を高めることで余分な湿を
身体の外へ退散させてしまいましょう。

すいか、小豆、ハトムギ、もやし、
きゅうり、トウガンなどを食べることが
利尿に効果的ですよ。

3つ目は『脾』の働きを調えることです。

脾は胃腸と関係の深い蔵で
東洋医学でいう五臓の中の1つです。

消化や代謝、水分代謝に関わっています。

脾は湿に弱いのです。
脾が弱ると

・手足が冷える
・甘いものが欲しくなる
・食欲がわかない
・むくむ
・便が軟らかい
・思い悩む
・身体が重だるい

などを感じるようになります。

この脾を元気にしてあげることで、
水分代謝はよくなります。

胃腸が病むと脾も病みます。
なので、暴飲暴食はNGですよ~。

また、脾は身体の中では”手足”と関係しています。

ウォーキングをしたり、
エスカレータではなく階段を上ったり、
はみがき中に足踏みをしたり、
近くへ買い物に行くなら歩いていく
など軽い運動でかまいません。

少しの意識の変化→行動の変化→継続

そして、それが習慣となることで
大きな体質の変化につながります。

奇跡的であり、また神秘的な
お子さんを授かるという可能性は
妊活中のみなさんにはあります。

その夢はスカイツリーのように
高く感じるかもしれません。
でも、一気に頂上までジャンプすることは
たとえトランポリンがあっても
難しいかもしれませんが、
はしごの段を一歩一歩上っていくことで
確実に頂上に近づいていくはずです。

今の自分にできることから
コツコツと。

その積み重ねがきっと
ステキな未来へと導いてくれることを信じて。

一緒にがんばりましょう(^^)

妊活に励んでおられる全ての方に
天使が舞い降りますように。

次回は近藤琉水先生の担当です。
お楽しみに~♪


【不妊カウンセリング】語ることから始めましょう!(20130711)

2013-07-15 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

梅雨明けしてしまいました。
入梅も早かったので覚悟はしていましたが、
同じペースで秋も早く来るとは思えませんね。。。
長い長い夏の始まりです。

梅雨は終わったとはいえ、湿気はなくなりません。
高温多湿の日本の夏ですね。

ベビ待ちさんは夏向きの”温活”と”湿活”を!!
湿気対策で水はけの良い身体にしていきましょう。

とはいえ、乾き過ぎはダメです!
適度な潤いは大事なんです。
でも、水浸しでドロドロなのもアウトですよ~(+o+)

さて今日は、気づけば妊活期間が長くなってしまった方も、
もしかしたら「私”不妊症”?!」と人知れずお悩みの方も、
それぞれ大事なことをお話しましょう。

女性であれば、幼い頃に既に自分が母親になり、
子どもがいる将来像を思い描いた方も多いでしょう。
“ごっこ”遊びを通じて、”お母さん”役を演じ、
夫や子どもたちを世話する母親ロールを楽しんだことでしょう。
仲間内では”お母さん”役は人気NO.1なので、
グループで一番年長だったり、リーダー格の女の子しか
演じることができない特権です。

そんな小さい頃から”お母さん”になりきり、
家族を仕切っていたわけです。
なぜ、おとなになった今、母親になれないのか。

女性なら、自分の理想の家族像をつくりあげ、
伴侶を得る過程で多少微調整や妥協も経験しながら
結婚後には理想の家族に近づけるよう、
一歩ずつ階段を上っていくものなんですよね。

夫婦だけの時間を十分楽しんだ後、
次のステップ、子づくりに進むわけですが、
これまで首尾よく、自分らしく、理想通りに
モノゴトが進んできたのに、この段階でいきなり
つまづいてしまうんです。

そのショック、落胆、ダメージは相当なものです。

それはやはり、女性ならではの、内面的な歴史があるから
ということがありますね。
子どもは何人、女の子ならこの名前で、
一緒にこんなことがしたい、などなど、
それぞれが思い描いてきた家族像が崩れること。
女性自身、はっきりと認識できてないことも多いのですが、
それは言葉にならない深い部分の悲しみなんですね。

もちろん、それまでに培ってきた価値観や常識が崩れることや
(年代的に子ども1~2人の家族があたりまえ、など)
子どもを産む性としての欠損感、
パートナーとの考え方の不一致や擦れ違い、
(義)両親からの期待に応えられない自責の念、
知人・他人の心ない言葉からのダメージ、
仕事との両立の問題や、経済的な事情、などなど、
さまざまな要因も複雑にからみます。

そして悩み抜いて治療を開始したとしても、
出口が見えないトンネル・・・。

“不妊”カップルは、今や6組に1組と言われます。
それくらい”不妊”人口は増えていながらも、
一人ひとりが胸中に抱える悩みの種は小さくなるどころか、
さらに複雑に、巨大化しているように見えます。

そんな嵐のなかで、誰にも相談できずに
一人で苦しんでいる女性が非常に多いのですね。

自分の胸の内を明かす相手が見つからないのです。

とてもプライベートな内容なので、
誰にでも話せるものではありませんし、
また、共感してもらえるかどうかもわかりません。

ただ、思いは言葉にしてみなければ消化できません。

論理的に、上手に作文できなくてもいいのです。
ただ言葉にして口から出してみることが大事です。
一緒にいろんな感情が出てくるかもしれませんが、
語ることで浄化される感情もあるのですから。

気持ちを語ること。
心の声に鍵をかけてしまわずに、外に出すこと。

これ以上我慢しないこと。

そうすることで、重苦しい停滞から一歩ずつ前へ
進むことができるはずですよ。

どうぞ不妊カウンセラーやピア・カウンセラーの
力を借りてください。
クリニックのドクターはなかなか時間がなくて
話を聞いてもらう機会はないかもしれませんから。
クリニックに専用の相談窓口があるといいですね。
そして、私たち鍼灸師もお役に立てると思いますよ。

どうしても語る相手が見つからない方は、
日記でもいいです。
飾らずに、思いを言葉にしてみましょう。

思い悩んでいらっしゃる方は、
少しの勇気を出してみてくださいね。
心が少しでも軽くなり、解放されて、
身体の緊張がほぐれるきっかけとなりますように。

全国の妊活中のみなさんを応援しています。
一人で無理しないでくださいね。

次回は岡井先生の担当です。
お楽しみに!


【鍼灸で妊活】卵子の?質を低下させない方法?をご存じですか?(20130628)

2013-06-28 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅうし師の池田由芽です(^^)

昨日の雨もやみ、穏やかな1日です。
みなさまの今日は充実していますか?(*^_^*)

さて、いつもは【季節の養生法】でお送りしていますが、
今回は【番外編】でいってみようと思います!

『私、妊娠できるのかな?』

『私の卵子は妊娠する力があるのかな?』

『年齢的にも早く授かりたい。 
 そのためには何でもしたいと思っているけど 、
 何をしたらいいのかわからない』

あなたは今、そんな不安を抱いていませんか?

あなたが今ここでこのメルマガを
読んでくださっているということは
お子さんを授かりたいと願っているからですよね。

毎月、生理の出血を目にするたびに
憂鬱な気持ちになる方もたくさんいらっしゃると思います。

学校の教育では教えてくれないことですが、
卵子の質は年齢とともに老化していきます。

現代の「女性が活躍する社会」において
この卵子が老化するという現実は残酷だと感じますが、
時計の針は容赦なく刻一刻と進んでいきます。

最近、注目されていますので
ご存じの方も多いかもしれません。

ですが、鍼灸治療を受けていただくことで
卵子の質をよくすることはできなくても
卵子の質の低下を遅らせることができます。

『卵子の質の低下を食い止めたい』

私達が行っている鍼灸治療は
そんな気持ちをお持ちの方におすすめです。

どうやって卵子の質を守るのか?

東洋医学的に生殖や卵子の成長に関係するところは
腎です。ホルモンにも関係します。

腎には精というものが蓄えられています。
生命エネルギーのようなものです。

精は生きていくためにかかせないもので、
血も精からつくられます。

未妊でお悩みの方はこの腎が弱っている方が
とても多いです。

鍼灸治療ではこの腎のパワーを
補う治療をするだけでなく、
腎のパワーを補うために、
日常生活の中でできる養生法などを
お一人お一人に合った方法で
一緒に考えたり、アドバイスします。

未妊の原因が腎の弱りでない時は
その原因となっているところに
同じようにアプローチしていきます。

原因がたくさんある場合にはお身体全体のバランスを
良くしていくように治療していくのですよ。
そこで気になるのが鍼灸治療の効果ですよね。

実際に馬場聖鍼堂に通っていただいているゲストのお声でも

『鍼灸治療を始めてから卵子の育ちがよくなった』
『働いていなかった卵巣が働きだした』
『卵子の質が1番よいグレードだった。
 こんなことは鍼灸治療をする前まではなかった』
『採卵をしても1つもとれなかった卵子がとれるようになった』

というお声を耳にします。

こういったことは、
その人自身の中に眠っている『自然治癒力』を
鍼灸治療が引き出してくれることによって起こる
嬉しい反応なのですね。

しかも、馬場聖鍼道は関西で唯一の不妊治療専門鍼灸治療院で
未妊治療だけに専念していますので、
未妊の知識が深いこと、
未妊治療で経験が豊富なことからも
その効果ももちろん現れています。

最近では、ここ一ヶ月で妊娠されたゲストは
合計5人もいらっしゃいました。

ほんとに嬉しい限りですね(*^_^*)

また、現在では卵子の質を高める治療は存在しません。

そういった事実もふまえて
『卵子の老化を予防すること』は
これからお子さんを授かりたいと願う方にとって
とても大事なことです。

私達の行う鍼灸治療ではその『卵子の質の低下』を
予防することができるのです。

ここまで読まれて、
少しでも馬場聖鍼堂で鍼灸治療を受けてみたいと思われた方、
私たちキャスト一同はそんなあなたを
いつでも温かくお迎えいたします。

『お子さんを授かりたい』という
ステキな夢の実現に向けて
頑張っておられる方の
お役に立ちたいと強く思っています。

そんな気持ちを込めまして、
始めての方でも来ていただきやすくするために
通常7500円の治療費ですが、
初めての方には無料で体験治療を
受けていただけるようにしています。

無料体験治療に来ていただいた際に、
治療後のアンケートにご協力いただいた方には
もれなくお灸のプレゼントと2回目のご来院(初診)の際に使える
割引チケットもご用意しておりますよ。

お灸はご自身の体質または体調に合ったツボを
選んでお一人お一人にお印をつけさせていただきますよ。

そうすることで、帰宅後もお灸を使ってご自身で
毎日ケアをしていただけます。

今、このサイトにたどり着き、
この記事を読んでいただいていることにも
何か意味があると思いませんか?

あなたが今、この文章を読んでくださっていることも
きっと何かのご縁です。

せっかくの機会です。
お子さんを授かるための近道に一歩前進してみませんか?

ぜひ、妊娠しやすいお身体づくりのための
お手伝いをさせてください。

次回は近藤先生の担当です♪
どうぞ、お楽しみに~!


【食養生で妊娠力アップ】グレープフルーツ(20130530)

2013-06-07 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

今年はいつまでも冬が居座り、気温が低い時期が続きました。
例年だとGW頃にはもう初夏の陽気で、半袖で過ごしますが
連休明けでもまだ暖房器具は片付けられずでした。

そして、あっという間に夏が来て、心地よい春はどこへやら?!

年々、春秋がなくなっていきますね。
四季の国ニッポンは、そのうち二季になるのでしょうか(+o+)

「寒い」→「暑い」→「寒い」と急激に変化するのは
やっぱり身体には負担が大きいのです。
緩衝期間が必要ですよね・・・(^_^;)

さて、冬の間は見向きもしなかった食べ物も
気温が上がってくると食べたくなってきます。
水気たっぷりな果物はその典型ですね。

今日はグレープフルーツを取り上げます。

もっとも、現代では年中スーパーに並んでいますし、
ジュースなどに至っては、冬でもお店では氷入りが
引っ張りだこです。

さっぱり爽やか~なのが人気の秘密なんでしょうね!
甘ったるくないのがイイ!

というわけで、巷では大人気のグレープフルーツ。
ちょっと詳しく見てみましょう。
果たして妊活にお役立ちなのかどうなのか?!

グレープフルーツって外国から来たイメージですが、
実は文旦(ブンタン)とオレンジの雑種の自然交配種
なんだそうですね。
西インド諸島原産だそうです。
ブンタンって、日本の柑橘類の王様っぽいです(^^)

今はアメリカ(フロリダ)産が主流でしょうか。
4~6月頃が一番おいしい時期ですよ♪

子どもの頃は酸っぱ苦いのが苦手で、
お砂糖をたっぷりふりかけて食べていた記憶があります。
最近のは新種改良によって甘味が強くなったのでしょうか?
酸っぱ過ぎると感じることがなくなりました。
味覚がオトナになったのでしょうか・・・(^_^;)

グレープフルーツのビタミンC含有量は柑橘系の中でも
非常に優秀で、肝臓の働きを助けて解毒作用を促進、
疲労回復、風邪予防、そして美肌にも役立ちます。
1個食べれば1日の必要量がほとんど摂れるほどですよ!

ルビー種という赤い種類はカロチンが豊富です。
リコピンが多く含まれ、抗酸化作用が強いのです。
アンチエイジングに効果アリですね!
目や皮膚の粘膜強化になりますよ。
食べるなら果肉が赤い種類を選びましょう(^^)/

子どもの頃苦手だった、あの苦味の元は
ポリフェノールの「ナリンギン」という成分だそうです。
脂肪の分解を促進する作用があるので、
高脂血症の予防に、アブラっぽいお食事のお供に、
いいかもしれませんね。

でも、高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)を服用
されている方はNGです。
副作用を起こす恐れがありますので要注意ですよ。
また、抗アレルギー薬、高脂血症薬、免疫抑制剤、
睡眠薬、抗不安剤なども、薬の効き目を強くするので
服用中の方は医師に相談しましょう。
なんと、薬を10倍も20倍も服用したことに
なってしまうそうです。
サプリや、カフェインも同様に注意が必要ですよ!
交感神経を刺激して、動悸や頭痛、神経過敏などを
引き起こす可能性があります。

それでは漢方的に見ていきましょう。
性質は寒性、潤、降作用があります。
五味は甘酸苦
臓腑では肺肝脾に入ります。

身体が熱っぽく、気が昇っている方向きということになります。
逆に冷え症、胃腸が弱い方、虚弱体質の方には不向きです。

東洋医学的な効能としては、
行気和胃=気のめぐりをよくし、胃の機能を回復させます。
解毒酒=酒の分解を促進し、二日酔いを解消させます。

気の流れをよくする「理気」作用が強いため、
ストレスなどで気が停滞しやすい方に向いています。

皮の部分は防腐剤がかかっていますので、食べないほうが
いいですよね。
でも、作用としては、化痰(痰を除く)や消食(滞りがちな
消化を助ける)といった効能がありますよ。

ベビ待ちさんも、体質によっては不向きな方がいることを
覚えておいてください。
普段から食欲がなく、身体が弱っている方は控えましょう。
冷え症の方は余計冷えるのでやめましょうね!
食欲旺盛で、お肉もお酒も大好き、という方向きの
フルーツです。

グレープフルーツは冷蔵庫で保存すると酸味が強くなって
美味しくないそうです。
酸っぱいのにあたってしまったときは、
ジュースにしてハチミツを入れて飲むのがいいですね。

あとは、サラダでしょうか?
房から出すのがめんどくさいかもしれませんが(^_^;)

おまけでアロマセラピーも。
食用とは別に、アロマでも人気の香りです。
気分をリフレッシュし、落ち込みを解消してくれます。
ストレスでイライラしたときに最適ですね。
余分な「水」を排泄する作用もありますよ。
むくみが気になる方にもいいですね。

いかがでしょう。
最近人気が高まっているグレープフルーツ。
ご自身の体質と相談して、取り入れるように
してくださいね~(^^)/

次回は岡井先生が担当しますよ~!


【季節の養生法】ベビ待ちの梅雨対策編(20130517)

2013-05-17 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

5月も中旬です。
今週から全国的に一気に気温が上がり、
そろそろ、本格的に『夏』ですね。

半袖シャツのサラリーマン、
日傘をさす人も増えてきました。
こんな光景を目にするのにも慣れたことに
季節の変化を感じますね。

さて、夏のお話をしましたが、
その前に忘れてはいけないのが『梅雨』ですよね!

毎年、梅雨が来る度に体調がすぐれなくなる方、
いらっしゃいませんか?

梅雨でなくても、雨の日や湿気が強い日などに
頭痛がしたり、身体が重かったり、
他にもさまざまな症状を感じられる方が
多いと思います。

それは、身体の中にたまった余分な『痰湿』からくるものです。
『痰湿』とは水の循環がうまくいかず、
流れが停滞してできたものをいいます。

痰湿ができると、そのできた場所によって
さまざまなトラブルの原因になるのです。

呼吸器にできれば、ひどくせきが出て、
胸苦しさをおぼえます。
消化器にできれば、お腹が張って、
食欲がなくなったりします。

ひどくなると、食べてもむかむかと気持ちが悪くなり、
吐いてしまうこともあるのですよ。

また一度、痰湿ができると、
そこで水の流れがせき止められるため、
ますます循環が悪くなります。

血の中にも水は含まれていますので、
痰湿によって血流が滞れば、
その分、子宮や卵巣にいく栄養も
届きにくくなってしまいます。

また痰湿の影響で血の中の水も増えると
心臓にも負担がかかり、
動悸や息切れがしたりもします。
これはイメージしやすいですよね。

他にも痰湿はいろんなデキモノの原因にもなるので
皮膚にできればわかりやすいですが、
普段、目に見えない内臓にできると、
ポリープなどになったりすることもあるのですよ。

また痰湿の行動範囲は広く、
その影響は全身いたるところに現れます。

・全身がいつも重く、だるい
・手足が冷える
・顔や手足のむくみ
・頭痛、いつも頭が重い、
・めまいや吐き気がある
・太り気味、水太り
・水のような鼻水が出る
・便がやわらかく、下痢しやすい
・食後の眠気
・甘いものが欲しくなる
・舌苔がぶ厚い
・舌がむくんで大きくなり、歯形がつく

いくつあてはまりますか?

実際、日本人にはこのタイプが多いのです。
というのも日本は比較的、
湿気が多い国だからです。

この『痰湿』は東洋医学的な五臓六腑でいうと、
“脾臓”に関係します。
この脾臓は『湿』を嫌うと言われています。
脾臓が弱ると、先ほどあげた症状が
出てきやすくなるのですね!

脾臓は食べた物から血をつくるために
大切な臓です。
その血がしっかりつくられると、
子宮や卵巣にも栄養が行き届きます。

妊娠力アップには欠かせない存在ですね。

妊娠力アップのためにも
梅雨の時期を快適に過ごすためにも
痰湿をつくらないお身体を
つくっていきましょう(^^)

ということで、目指すは
『水はけのよいお身体づくり』です。

そこでおすすめなのが
“ウォーキング”です。
30分以上歩いて、しっかり汗をかくことが
大切です。

手足は脾臓と関係しているので、
大きく手をふって、大股で歩くことで
より脾臓が元気になります。

脾臓は胃腸と表裏一体の関係です。
脾臓が元気になると、
胃腸も元気になりますよ♪

今はお天気の日が続いていて
快適な気候なのでウォーキングにもぴったりです。

この気持ちの良い季節はそう長くは続きません。

お花や緑もきれいで、今はあちこちにバラが咲いています。
ウォーキングをしながら、
今ならではの季節を堪能しませんか?

脾臓は土の性質を持っているので
土を触るのも脾臓の癒しになりますよ(*^-^*)

今は、子宝アサガオのシーズンです。
アサガオの種をまいたり、
土に触れているだけでも
心身ともに癒されますよ♪

次回は近藤先生の担当です。
お楽しみに~♪


【身体を動かして妊娠力UPする】脚の後ろの筋肉(20130418)

2013-04-23 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

あんなにキレイだったソメイヨシノ。
来年花咲く時のために、準備期間に入りました。

桜は、春の花咲くあのほんの少しの期間の為だけに、
一年間力を蓄えていくのです。

そして、たった半月の間に精一杯咲き誇ってくれます。

そんな桜を、私たちも見習いたいですね!

では、桜に負けずコツコツパワーを蓄えていきましょう♪

夢を叶えるためのお身体作り、
【身体を動かして妊娠力をUPする!】方法です!

今回は、【脚の後ろの筋肉】を柔らかくするストレッチです。

【脚の後ろの筋肉】には、太ももの後ろ「ハムストリング」、
ふくらはぎの後ろ「腓腹筋」などがあります。

ここの筋肉が硬くなると、腰が痛くなったり、
足のダルさの原因になったりする所です。

痛みがあったり、ダルさがあれば、
毎日楽しく過ごすパワーが半減しますよね!

爽やかに、元気に毎日を過ごすためにも、
気血の流れをよくて
心身ともに健やかに過ごしましょう。

では、ストレッチ開始です♪

できれば、お風呂の後の
身体が温まり、血行が良くなっているときにしてください。

1、前屈

床にまっすぐ立ちます。
足は、肩幅より少し狭いくらいに開きます。
ゆっくり息を吐きながら、床に手を付くように
身体を前に倒します。

次は足をクロスして、
左右交互に前屈してください。

みなさんお馴染みの前屈です。
どうですか?
どれくらい付くでしょう。
指先が床に付くぐらいでしょうか。
ぺたりと手のひらが付くでしょうか。

これは、お風呂の中でしていただくと、
より身体が柔らかくなりやすいです。

そのときは、ユニットバスのお宅なら
脚が伸ばせるので座った状態で。
お湯につかりながら
ゆっくり前屈してくださいね。

慣れてきたら、前屈しながら足首をしっかり立ててください。
そして、内向き、外向きと足の方向を変えていくと、
フクラハギの内・外と伸ばせますよ。

2、しゃがんで立つ!
 
足は、拳一つ分開けます。
床に手をついてしゃがみます。

そのまま、手を床から離さないように
立ち上がります。

あれ、立てない・・・?

1で床に手が付いた人も、
反対の動きをすると立てなくなりませんか?

立てた人は、足をそろえてしゃがんでください。
手をついて、立ちましょう。

さっきより、難しくなりますね!

それも出来ちゃう人は、
立ち上がるときに、太ももから
お腹を放さないように意識して、
立ち上がってみてください。

お腹をモモにぴったりつけて立てた人は、
脚の後ろ側、ノビノビ柔らか筋肉です!

お風呂は毎日入ります。

365日、毎日コツコツ続ければ
来年の桜の季節には、柔らか身体になっていること
間違いなしですよ!

ぜひ、続けてくださいね♪

では、次は足立繁久先生です。

【お二人目未妊】の方のおやじ立ち情報満載です!
どうぞ、よろしくお願いします。

しっかり伸ばしていきましょう♪


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