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【季節の養生法】春を気のめぐりよく過ごす編(20120322)

2013-03-22 [記事URL]

こんにちは!
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

もう3月も半分を過ぎましたが、
昨日は肌寒かったですね~

季節の変わり目。
体調を崩しやすい時期です。

食べ過ぎ注意&臨機応変の服装で
しっかり体調を整えていきましょうねo(^-^)o

今回は春を心身ともに心地よく乗り切る養生法です♪

東洋医学における養生法では、
天地自然の季節の流れに適した生活を送ること、
そして、心を和やかにしておくことの2つが大切です。

なので、四季の変化に応じた生活を送ることは
基本的な養生法になります。

たとえば春や夏は寒さから暖かさに、
さらには暑さへと季節はめぐり、
万物が新しく生まれ、繁茂していく時期ですよね^^↑

なので、人間も同様、この時期には
朝早く起きて外の陽気を十分に吸い、
積極的に活動した方がよいとされているんですよ。

もし、このような天地自然の流れに合った
生活を送らないと、
体調に様々な不調を起こさせます。

それがよく耳にする”未病”につながるのです。

春は”発散”の季節です!
何か新しいことをはじめたり、
アウトドアなどアクティブに、そして”伸びやか”に
過ごすのがGOODです。
そうすることで気のめぐりがよくなりますよp(^_^)q

アクティブと言えば、パワースポット!
パワースポットというと、
だいぶ前から脚光を浴びていますよね。

でも冬の登山などは
寒すぎるのでおすすめできません。
でもこれからはだんだん暖かくなりますし、
運動+気分転換にはばっちりですね(*^^*)

ぜひご夫婦で今年の春は
1回くらい出かけてみませんか?
翌日(翌々日かも)の筋肉痛なんて気になさらず、
いざ、パワースポットへ\(^ ^)/

さてさて話は戻りまして、
春は東洋医学でいう
五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎)の中の”肝”と関係します。

肝は主に気のめぐりや自律神経などと
関わりが深いです。

中国の古くからの考え方に、
五行説というものがあります。
宇宙、そしてこの世に存在するありとあらゆるものを
限られた要素で説明しようとする考え方です。
それが【木・火・土・金・水】です。

肝はこの中の【木】の性質を持っています。

木は上に上に伸びていきますよね。
春は、気が上に昇りやすいので、
イライラしたり、怒りやすくなったり、
頭ばっかり気がいくので不眠になる人が多いです。

肝の気が高ぶった状態ですね。
ひどくなると、
逆流性食道炎になったりもします(´ヘ`;)

頭痛で吐き気がするなど、
その一歩手前のような人は
ちょこちょこいてはりますよ(^^;)

また身体の中で肝の気が滞ると(肝気鬱血:かんきうっけつ)
抑うつ状態や胸脇部のはりや疼痛、
大便の異常などが出ることが多いです。

また、月経不順、便秘、感情の起伏が激しくなる、
張ったような痛み、梅核気(のどに何か引っかかっているような感じ)
などの症状が現れますよ。

この状態が長く続くと、
顔色のくすみや倦怠感、腹部膨満感、
痛みなどが加わることもあります。

こういった肝の異常に関係する症状が現れた場合は、
まずストレスなどを極力避けましょう!

そして、のんびり日々を暮らすこと。
いつも明るい気持ちでいられるように心がけることが、
肝の調子を整え、気のめぐりをよくするための養生となりますよ♪

気のめぐりがよくなると生命力が高まります。
生命力が高まるということは
妊娠力がアップするということです。

お身体はすべてつながっていますよ~!

心も身体も春仕様、華やかにいきましょう(o^-‘)b

次回は、近藤琉水先生が担当です♪
どうぞお楽しみにv(≧∀≦)v


【食養生で妊娠力アップ】冬の味覚-こまつな(20130207)

2013-02-08 [記事URL]

こんにちは、はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

2月に入り、立春となり、梅の花が香る季節となりました。
もうすぐバレンタインデーです。
街がすごく華やかなんですよね、ハートだらけで(^_^;)
洋菓子店はチョコレート作りで連日連夜たいへんでしょう。
クリスマス前と同様、徹夜が続くそうですよ(+o+)

オトナな私たちは、チョコ以外に何かいいもの、探してみましょう。
私が選ぶ、この世の身体に悪い食品ワースト1はアイスクリーム。
ワースト2はチョコレート、なんですよ。
ま、チョコレート・アイスが最悪中のサイアク、ということですね(^_^;)
ちなみにワースト3はフライド・ポテトです。

もっと身体にいいもの、大事な人には贈りたいですね(*^。^*)
なんせチョコレートは非常食ですから。
山で遭難したら食べてください。
生き延びるために、お願いします!

それでは、今日は【小松菜】を取り上げます。
本来、旬は11~3月ですが、今では年中手に入りますね。
原産地は地中海沿岸だと言われていますが、
中国を経由して江戸時代初期に日本に入ってきたものが
広く栽培されるようになりました。
今では中国で栽培されているものとはちょっと別物になっているようです。
名前は東京の小松村(現江戸川区)から来ているそうです。

栄養的にとても優秀な緑黄色野菜ということは、けっこうみなさんご存知です。
たくさんの栄養素を含み、”自然のサプリ”とも言える野菜です。

特筆すべきなのはカルシウムの含量ですね。
実は、ホウレンソウの3~5倍以上含まれています。
これは1/2束で牛乳1本分のカルシウム量に匹敵します。
そして、ビタミンKも多いのが特徴です。
ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きがあるので、
カルシウムと一緒に摂取することが大事なのです。
また、出血したときに、かさぶたをつくって血を止める働きもありますよ。
さらに吸収力を高めようとするなら、ビタミンDを一緒に摂取しましょう。
魚に多いですよ。

カルシウムは骨や歯の材料ですので、子どもはもちろん、
おとなになってからも常に補給していかないといけませんし、
将来骨粗しょう症にならないためにも予防として必要です。
骨に対して以外でも、気持ちを落ち着かせ、イライラ感をなくす効果も
あるのですよ。
「眠れないときにあたたかい牛乳を飲むといい」と言いますが、
あれは牛乳のカルシウムの効果を期待するからなのです。

また、青物野菜ですので、ビタミンA(ベータ・カロテン)も豊富です。
皮膚や粘膜を保護し、ウイルスの侵入を防ぐので
免疫力を高める栄養素です。

あの鮮やかな緑色はクロロフィルという色素成分です。
抗酸化作用、発がん抑制作用、コレステロール値の降下作用、
血栓予防作用、貧血改善・予防、などなど優れた働きをします。
ただし、加熱に弱いので、このような作用を期待する場合は
ジュースにして飲むのがよさそうです。

ただし、ベータ・カロテンの効果を期待するならば、
油と一緒に摂取する必要があります。
お味噌汁の具より野菜炒め、お浸しよりも胡麻和えでちょっとごま油を
垂らしてみる、なんていかがでしょう。

貧血予防の鉄分はホウレンソウに負けますが、
100g中、3.0mg含まれます。

食物繊維も多く、便秘予防に役立ちますよ。

それでは、漢方的に見ていきましょう。
性質は平(涼)、降作用があります。
五臓は脾胃に入り、五味は甘です。

東洋医学的効能としては、
清熱除煩、つまり身体の余分な熱を取り、イライラをおさめます。
通利胃腸、つまり胃腸の働きを改善し、便通をよくします。

体質としては、熱の多い体質や高血圧の方が一番、
普段から食べ過ぎで消化不良、ストレスから気血のめぐりが悪い方、
ほてりのある陰虚体質の方にもいいでしょう。
妊婦さんや高齢者、子どもにも向く優秀な食材です。
ただ、胃腸が弱く、冷え症ですぐに下痢しやすい方は
控えめにしてください。

油揚げと煮びたし、固めに茹でてグラタンやシチュー、
しらす炒め、ナムル、納豆合え、白和え、などなど
美味しくて栄養たっぷりなメニューがいっぱいあります。
鮮やかな緑色を活かしたり、栄養価重視でいったり、
いろいろ楽しめる万能野菜ですね(^○^)
あくが少ないので、お鍋にもよさそうです。

鮮度を見極めるには葉ではなく、根を見ましょう。
白いほど新鮮だそうですよ。黄色くなっているのは古いです。
買ってきたらなるべく早く食べるようにしましょうね。
とくに茹でたらすぐにいただきましょう。
長期保存は固めに茹でてから。

それでは次回は岡井先生が担当です。
どうぞお楽しみに~♪


【季節の養生法】毎日のお灸でぽかぽか妊活!(20130124)

2013-01-25 [記事URL]

こんにちは!
はりきゅう師の池田由芽です!

寒い冬が続いております。
寒さが身にしみますね~。

冬は寒くて身が縮こまってしまう((+_+))

それならばお灸でお身体を温めましょう!

寒くて身体が冷えているのですから
火を使うお灸を利用することはごくごく自然なことですよね。

ということで最近では『お灸女子』も急増中だそうですよ(*^_^*)

今ではくだもの、はな、緑茶、香木などいい香りの
アロマ灸もあります。
これは香りプラスでリラックス効果も期待できますね。

お灸というと「お灸を据える(すえる)」という言葉の響きからか、
何か悪さをした時に祖母に据えられるというイメージを
持っていらっしゃる方も少なくないかもしれません。

ですが、今の治療で使われるようなお灸はみなさんが
お持ちのイメージと比べると、さほど熱さを感じません。
それほどお灸の質が高いのです。

聖鍼堂の治療で使用するお灸も
とてもソフトに温かく感じるお灸です。
熱くなったらすぐお取りするので火傷の心配はありません。

毎日1回、ゲストのみなさんにはご自宅でもお灸を
していただいています。
その時にも治療中と同じようなやり方で
していただいています。

じんわり温かいお灸を気持ち良く感じていただいて
血行を良くしていきます。
そして全身の血行が良くなると免疫力が高まり、
生命力もUPするといわれています。

生命力UP=妊娠力UPです。

くれぐれも熱いのを我慢するお灸はしないでくださいね。
せっかくのすばらしいお灸が、熱いからイヤ!
水ぶくれができるからイヤ!なんてことになってしまっては
元も子もありません(^_^;)

私自身、ちょっと我慢してみよーという興味本位で
しばらく熱くなったお灸を我慢してみたことがありますが、
今聖鍼堂で使っているものと同じお灸で水ぶくれができました。

しかも熱くてとても『快』にはなれません。
『不快』です・・・。
まだしたことがない方は興味本位でも
やらない方がいいですよ\(◎o◎)/

水ぶくれになってしまうとお灸を終えてからも痛いですし、
治るのにしばらく時間がかかりました。
さらに見えるところだと女子としてはつらいですよね(;O;)

お風呂の前後30分は水ぶくれができやすいので
お灸は避けましょう。

水ぶくれができやすい方は皮膚の表面にいらない水を
溜めこんでいるタイプでいらっしゃることが多いです。
こういった方こそお灸が効果的です。
普段からむくみが気になる方なんかはまさしくそのタイプですね。

そういった方は夕方以降にむくみがひどくなる方が多いので
むくみの少ない朝にするのもひとつの方法ですね。

実際、お灸をするのにおすすめな時間が朝なのですよ。
それも朝起きてすぐが1番効果的です。
というのも、朝起きてすぐのお身体は
まだ胃袋に何も入っていない状態ですし、
その方の素の状態が現れやすいときなのです。

その素の状態にお灸をしてあげることによって効果↑↑です。

さらに朝は陰陽(東洋医学の考え方)でいうと
陽の時間帯にあたります。

その陽の時間帯にお灸をすることによって
その方の陽の気をUPすることができます。
陽の気というのは身体を温めてくれる気です。

まさしく今の冷えやすい季節&冷え性の方にぴったりですね(o^^)b

また東洋医学的な鍼灸治療ではお身体全体の
バランスを良くする治療をしています。

それに加えて左右のバランスを良くすることも大切なことです
(陰陽の考え方と関係しています)。

お身体には同じツボが左右一対で2個あるのですが
(真ん中にあるツボはもちろん1個です)
そのどちらかだけにお灸をするのは
その左右のバランスを良くするためなんですよ。

場所によってはお灸をしてみてすぐ熱く感じるツボと
反対になかなか感じないツボや、とても心地良いツボがあります。

前者のすぐ熱く感じるツボより、
後者の感じくい、またはとても心地よく感じるツボの方が
あなたの身体にとってより効果的なツボなのです。

身体にとって『快』と感じるツボを探してみてくださいね。

ご自身に合ったツボを知りたいという方は
お近くの鍼灸院で聞いてみてください。
きっと親切に教えて下さるはずですよ。

お灸は継続することが大切です。
こつこつ続けていくことによって
あれ、前は冷え性だったのが、今はまし!
と、いつの間にか効果が現れていることが多いです。

お灸でぽかぽか気持ちよく体質改善です。
きっとリラックスしてお身体を良くすることができます。

お灸で妊活(^^)
おすすめですよ!

みなさんのもとにお子さんがやってきますように。

次回は近藤先生の【不妊カウンセリング】ですよ☆
こうご期待です♪


【身体を動かすことで妊娠力をアップする!】股関節ストレッチ第二弾(20121228)

2012-12-28 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の岡井志帆です。

先週は、お正月休みの前の3連休でしたね!
月曜日は祝日で、しかもクリスマスイブ♪
パートナーと素敵な時間をすごせましたか?

当院のゲストも、「この日はケンタッキーとケーキを食べました。」
と笑顔を見せてくださいました。

普段、お食事に気をつかって生活をしていただいているので、
こんな時は、おいしくお食事を楽しんでください♪
ストレスいっぱいの毎日も、うかれた気持ちでホンワカ癒されますね。

クリスマス寒波がやってきました!
急激な寒さに震えながらお出かけだったのでは?
でも、大切な人たちとのお出かけは、心はほっこり暖かいですね。

大阪も、25日までは各地でイルミネーションが輝いてました。
特にどこかに行かなくても、駅前やお店の飾り付けを
通りすがりに見ているだけも、ワクワクしてきます♪

クリスマスが終われば、もうすぐお正月。
今年も一年はやかったですね。

また、新たな目標をたてる時期がやってきます。

今年一年、頑張った自分の出来たところをいっぱい探して
達成感を感じましょう。「自分エライ!」

そして、少し足りなかったところを新たな目標にしたり。
また、出来る目標に変えてみたり。
成長した自分をイメージして、レベルアップしていきましょう♪
なりたい自分を想像して、理想の自分になったら何がしたいか?
そんなことを考えると、やる気もアップしますよ!

では、今年最後の【身体を動かして妊娠力アップする】は、
前回に引き続き 『股関節』のストレッチです。

☆開脚した状態からスタートです。
前回のストレッチより簡単ですよ♪

1、足を開脚した状態でスタンバイです。

2、内ももを軽く叩いて筋肉に刺激をあたえます。
 筋肉が硬いひとは、開脚も大変ですね。
 開脚しても、腰を伸ばして座れないかもしれません。
 まず、無理のない程度に開脚してください。
 少しさすってマサージするのもいいかもですね。

3、前回と同じで、足首をグルグル回します。
 足が棒のようになり、股関節を中心にグルグル回ればOKです。

4、身体をひねって、腰を左右交互にひねります。
 最初は軽く。背中や腰が緩んできたら、お尻が浮くくらいしっかりひねりましょう。
 この時、息は止めないように注意しましょう。

5、身体を真横に伸ばします。
 伸ばした足に身体がくっつくくらい倒れればいいですね。
 無理のない程度に、気持ちよく脇腹を伸ばします。

6、体幹をゆっくり回します。
 骨盤を中心に、上から見れば円を書くように回しましょう。
 骨盤が回るように意識します。

7、両手を前に付き、お腹を前に突き出します。
 腰をそらすように、しっかり前に倒しましょう。
 骨盤ごと動かすようにします。

8、次は、お腹をへこませ背中を丸く縮めます。
 骨盤が後ろに倒れる感じです。

9、7と8を交互に繰り返します。

どうでしたか?
今回の方が、簡単な動きですね。
骨盤を動かしながら、股関節も動かすストレッチです。

お正月休みに、TVを見ながらゆったりチャレンジしてみてくださいね♪

では、次回は足立繁久先生です。

みなさま、よいお年をお迎えください!


【不妊カウンセリング】心のストレッチ(20121213)

2012-12-14 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

今週は寒波到来で震えました。
今年も残すところあと2週間あまりとなりましたね。
ほんっとに、早いです。

年末年始のご予定はもうお決まりでしょうか?
もう忘年会シーズンもまっただ中でしょうし、慌ただしく、
そしてクリスマスらしい華やかさのなかでお過ごしのことと思います。
今年の冬のイルミネーションはいかがでしょうか。

年末は不妊専門クリニックも早々にお休みになってしまいますし、
それに合わせて治療も一休みという方もいらっしゃいますよね。
ちょっと治療のことは脇に置いて、イベントシーズンを楽しみたいですね。

いやいや、「治療のことがひと時も頭から離れない」ですか?!
それは辛いですよね・・・(T_T)

今日はそんなあなたのお悩みが少しでも軽くなるように、
“心に必要なストレッチ”についてお話したいと思います。

誰にでも悩みはあるものです。
生きていれば、悩みごと・心配はつきものですよね。
大小さまざま、簡単に解決することから長年に渡って苦しめられるものまで、
いろんな悩みを抱えて人間は生きているのです。

でも、【していい悩み】と、【しなくていい悩み】とがあるのですよ。

そのあたりを少しでも区別できれば、
ちょっとは気が楽になったり、時間の無駄がなくなったり、
いろいろいいこともあります。

まず、【しなくていい悩み】の代表格は”取り越し苦労”です。
「どうなるかわからない将来のことをあれこれ考えて、
 無駄な心配をすること。杞憂」です。

確実に起きるかどうかわからない先のことを、あれこれ悪いほうに
考えるのは無駄な心配になるので、そういう言い方をします。

英語にすると “needless worry” なんて言うんです。

=不要な心配。

あなたは不要な心配をして、貴重な時間をつぶしてしまっていませんか?
時間だけでなく、あなたのエネルギーも消耗して、疲れきっていませんか?

たとえば・・・
「子どもができなかったら、将来どうなってしまうんだろうか?」
その疑問の答えを必死で探しているなら、それが一番無駄な心配なのです。

そのことで失ってしまうことになる時間やエネルギーを
もっと有効に利用しませんか?
もっと身体をよくすることに、もっと妊娠力をアップする方向に、
そして幸せホルモンがあふれて、精神的にも良好な状態にしたほうが
絶対あなたのためになります。

“取り越し苦労”は、自分で自分の首を絞める行為であることは明らかです。
ちっともあなたのためになっていないんです(T_T)

いっぽう、【していい悩み】なんですが、これはちょっと深いです。

○大ハム(そのままだ・・・)の古典的CMを覚えていらっしゃるでしょうか。
♪「みーんな、悩んで、大きくなった!」

そうなんです。大きくなるための「悩み」は必要なんです。

つまり、自分を成長させてくれる悩みごとは買ってでもするほうがいいです。

何かについて悩みだしたとき、ふと我に返って自分に問うてみてください。

「この悩みを解決することは、私を成長させてくれるかな?」

これこそが”心のストレッチ”なんですよ。
人として、あるいは女性として、○×△子として(ご自身の名前を入れてください)、
成長できるチャンスなのかどうか。

しんどくても、きつくても、ぐーーっと伸ばせば、あなたが一回り
大きくなれるのであれば悩んでみましょうよ。
それが心のストレッチ体操です。

もし、大きな問題にぶちあたってしまったら、自分自身の心に訊いてください。

このことに真正面からでもナナメからでも、取り組んでみたら
きっと自分のためになるって思えたら、覚悟を決めて悩んでください。

どんなにマイナスな出来事のように見えても、
心の持ちようでプラスに変えることができるんです。
それが「心」の力です。
不可能を可能にできるって、すごいことじゃないですか?!

考えてみて、「したほうが身のためになる苦労」だと思えたら
がんばってください。
必ず完璧な結末が待っているわけではないでしょうが、
覚悟を決めて取り組めば、きっとあなたにとってプラスになります。
あなたにとって最良の結末が待っているでしょう。

ベビ待ちだって、きつい経験もいっぱいあります。
そのなかで、いかに無駄な”取り越し苦労”をせずに、
“わらしべ長者”になれるかどうか、それはあなた次第。

苦労の末に授かる赤ちゃんの愛しさは格別です。
そして子育ての過程で、きっとあなたはご自身の成長を確信されますよ。
そういう方を私はたくさん知っています(^^)

ただ、まっただ中にいるときは、一歩引いてご自身を振り返るのが
難しいこともあるんですね。
混乱やショック、戸惑い、あなたの考える力を曇らせる要因が
たくさんあるかもしれません。

そんなときは相談してください。
問題の整理をお手伝いしましょう。
あなたの思いを代弁してみましょう。
ちょっとしたことで、道が開けることもありますよ。

あなたのお役に立てれば幸いです。

次回は岡井先生の【身体づくりで妊娠力アップ】です。
どうぞお楽しみに♪


【季節の養生法】冬きたる編(20121130)

2012-11-30 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

もうすっかり空気は冷たくなって
冬モードが日に日に増していっています。

カレンダーを見ると
もう12月に突入しようとしています。
季節が移り変わりは早いですね~!

12月にはクリスマス、その後にはお正月♪
と、楽しいイベントが目白押しです(^^)

今日はそんな楽しい冬の養生を
ご紹介したいと思います。

冬は植物は枯れて、動物や虫は地に戻り
冬眠をする季節です。

「気」を体内に集めて、春に備えて
エネルギーを回復させたり、補充したりしましょう。

【心の養生】

冬は志を心の内に秘めて過ごすといいです。

やる気や元気を無理に出して頑張ると、
生命エネルギーである「気」を外に出してしまいます。

そして、心も身体も冷えてしまい
結果として消耗することになります。
「気」をためている「腎」の働きを弱らせないために、
はやる気持ちを抑えて、春を待ちましょう(^^)

【身体の養生】

冬の寒さは、身体を冷やし、
四肢は縮こまりやすくなります。
そのため、血液循環が悪くなり、
余計に冷えを感じる悪循環です。

冷えは多くの病気の再発や症状悪化を
招く原因になりますよ。

なので足・腰などを特に冷やさないように
日々を送ることがとても大切なんです。

冬はエネルギーを蓄える季節なので、
ダイエットは控えてください。

それから、いつも口にしていますが、
腎を補うには睡眠が一番です。

それもできるだけ良質の睡眠を
できるだけたくさん
夜にとることが大切ですよ。

理想の時間(ゴールデンタイム)は
22時~2時の間ですよ。

【食養生】

温める食べ物でまず思いつくのが
『生姜』ではないでしょうか。

生姜のスパイシーな強い香りは、冷えを飛ばして身体を温めて
血流をよくする働きがあります。

「血」の巡りがよくなるので、冷え性や
関節などに痛みをもつ人におすすめですよ。
「気」を補い全身に活力を与えてくれるので、
免疫力を高めたり、消化の働きを促します。

また生姜は腎にもいいので精力減退や風邪の
はじまりにも効果が期待できますよ。

冬と言えば、おでん。
その中に『大根』は不可欠ですよね!

大根には身体を温める性質があります。

また胃腸の働きをUPし、
食物の消化を良くしてくれます。
食べ過ぎたとき、腹痛や下痢のときにいいですよ。

特に麺類の消化には効果が高いので
よくうどんと大根おろしなどの組み合わせなどは
相性ばっちりですね。

また大根には痰を除去する働きもあるんですよ。
なので痰の多い咳にも効果的です。

意外なことかもしれませんが、
これは古い本にも書かれていることなんです。

今は空気も乾燥していて
風邪も流行っています。

今年の風邪は喉から始まったり、
喉の症状がきつかったりするケースが多いです。
咳が出ている人も多いです。
ぜひぜひ試してみたいですね。

またおでんと言えば『芥子(カラシ)』は
いるでしょ!
という方も多いのではないでしょうか(^^)

と言っている私はおでんに
芥子は付けない派なのですが・・・

そんなことはさておき、
芥子は肺や胃腸の働きをよくしてくれます。
気の巡りもよくしてくれるんですよ。
そして痰を取り除いてくれます。

また「お血(どろどろ血)」にも効果があり、
腹痛、咳、吐き気なんかにもいいそうです。

そして胃腸を温めてくれる働きがあります。
身体の中からポカポカ効果です。

身体の外から温めるのももちろん大事ですが
身体の中からもダブルで温めると
あおれだけ温まりやすくなるのは当然です。

冬の食生活は鍋やスープなど温まる食事で
お腹の中からポカポカ生活を心がけましょう♪

次回の担当は、
近藤先生です!
お楽しみに~o(^-^)o 


【身体を動かして妊娠力をアップする!】股関節ストレッチ(20121101)

2012-11-01 [記事URL]

こんにちは
はりきゅう師の岡井志帆です。
昼間はまだまだ暖かいですが、朝晩が冷え込むようになりましたね。
ほんとに少しずつですが、秋の訪れを感じます。
まだまだ紅葉はみられませんが、お出かけするには気持ちのいい季節となりました。
暖かいお昼間に、しっかりウォーキングをしていただきたいところです。

「身体を動かすことで妊娠力をUPする!」をテーマにお送りします。
お風呂で温まった後に出来る、お家でできる簡単ストレッチをご紹介します。

今回のテーマは、股関節です。
骨盤や股関節って、赤ちゃんを育てる子宮が入っている部分で妊娠にはとても重要。妊活中の方にはとっても気になる所ですよね。
「私は、骨盤が歪んでるから・・」とか、よく会話の中のにも出てきます。
長年の生活習慣で出来上がった筋肉の使い方・くせなどによって、多少なりとも皆さん片寄りはあります。それによって、腰痛・肩こりを起こすことも。
ですが、それにばかり気を取られて「私はだめだ!」「矯正に行かなくちゃ!」と思うより、
日々ウォーキングをしたり、ストレッチをしたり、ちょっと姿勢よく過ごしたり。
ほんの少し気を付けるだけで、身体って頑張ってくれるものなんです。
身体を動かすことで気血の流れがよくなって、細胞ひとつひとつの働きがよくなると、
毎日が気持ちよくすごせますよ!

まずは、「矯正!」ではなく、「動かすこと」から始めてみませんか?

股関節って、硬かったり、痛みがでたり、ポキポキ音が鳴る。というお話をよくお聞きします。痛みが出る原因はたくさんあって、腰の問題から起こることもあります。
たとえば、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊椎柱管狭窄症などです。ですが、股関節を動かして痛みがない場合がほとんどです。
股関節自体が変形している場合。変形性股関節症などが多いです。そのほか、生まれつきの「先天性股関節脱臼」「先天性臼蓋形成不全」などもあります。
今回は整形的疾患がある場合ではなく、「日常生活に問題はないけれど、関節の開きが悪い。違和感がある。歩くとちょっと痛い。」といった不快感を減少させるためのストレッチをご紹介します。

股関節に関係する筋肉は沢山あります。少しずつ筋肉を伸ばし関節をゆるめていき、快適な生活を送れるお手伝いができればと思います。
1、まず床に寝転がります。仰向けでリラックスしてください。
2、両足首を大きくクルクル回します。
3、それにつられて脚が棒のようになる感じで、股関節を軸にしてコロコロ回っていればOKです。
4、次に、片方の足首を思いっきり反らします。
  床に対して90度になるイメージです。
5、そのまま内側に倒していき、親指側が床に付くようにします。
  お尻が浮くぐらいがんばりましょう。
6、そしていっきに脱力します。
  その次は反対の足もします。
  これを数回繰り返します。この運動は、骨盤の中にある腸腰筋が伸ばされるストレッチです。

股関節と一緒に膝の痛みはありませんか?
膝の痛みの原因は股関節だった!ということもよくあります。
股関節に違和感があり膝のお皿の下が痛くなるのは、大腿四頭筋という筋肉が硬くなっていることが原因である場合があります。
そこを緩めるストレッチをしていきましょう。

1、まず、あぐらをかきます。
2、両方の足の裏をくっつけて身体に引き寄せます。
「あぐらをかいた膝の高さに左右差がないか」チェックします。
3、そのとき、くっつけた足の裏はまっすぐにしてください。
 下敷きをはさんだら、垂直に立つようなイメージです。
4、先ほどチェックした「床に膝が近くなる方の足」から始めます。
5、膝をお尻の下に折り曲げます。親指がお尻の下にくるようにします。
6、反対の足はまっすぐ延ばしましょう。
7、そのまま、ゆっくり後ろに倒れます。
  ※身体が硬い方は、後ろに手をついて調整してください。
   折りたたんだ膝が床から浮かばないように注意しましょう。
   出来る人は、そのまま背中を床につけましょう。
   太ももの前がしっかり伸びているのがわかります。
   息は止めずに、ゆっくり呼吸してください。
8、その次は、反対の足を曲げてください。
  同じように片足は伸ばして座ってください。
  ゆっくり後ろに倒れていきます。

☆次は、立った姿勢で始めます。
1、足を肩幅より大きく開いて立ちます。
2、両膝に手を付きます。腰を落として「お相撲さんのしこ」のポーズです。
3、できるだけ膝が90度になるように、股関節が180度開くようにしっかり腰を落とします。
4、そして膝に手をついた姿勢のまま、右肩、左肩と順番に中にいれます。
 身体の中心に肩を入れると、腰・背中がねじれて肩甲骨あたりと股関節が刺激されるのがわかります。
5、次は、そのまま片膝は曲げて反対は伸ばしたまま屈伸です。
6、伸ばした方の足裏は床につけたままです。
 しっかり内モモが伸びたら、次は足首を反らして床から立てます。
 踵をつける感じです。
7、またモモの筋肉がしっかりのびた感じがしたら、
 曲げた膝の方にくるりと身体を回転させ、伸ばした脚は後ろにきます。
 太ももの後ろをしっかり伸ばしましょう。
 上の身体はつねに姿勢よく。

☆このストレッチは、股関節の鼠蹊部が痛み・違和感を感じるかたにおすすめです。

どうでしょうか?どのストレッチも簡単にできますか?
思った以上に固かったり痛みを感じる場合は、ゆっくりと。息を止めずに、呼吸を意識してストレッチしてくださいね。

毎日すこしずつ続けることがいちばんです。
柔らか股関節にして気の流れをよくし、妊娠力をUPさせましょう!

次回は足立繁久先生です
よろしくお願いします♪


【食養生で妊娠力UP】青魚の食べ方(2012/10/18)

2012-10-19 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤 琉水です(^^)
すっかり秋らしくなりましたよね。
もう朝晩はかなり冷えますので、すでに温活に入っております。
みなさんはいかがですか?
一緒に温活がんばっていきましょうね~(^^)/

さて、秋の味覚といえば、サンマですよ!
他にも栗や松茸、梨やブドウ、といろいろありますが、
庶民の味方といえばやっぱりサンマじゃないでしょうかね。
我が家では3日と開けずに登場します(^_^;)

ただ、青魚は苦手という方もいらっしゃいますよね。
「ニオイや脂っこさがちょっと・・・(+o+)」

確かに脂の乗ったサンマはかなり濃厚なクセのあるお味かもしれませんね。

でもね、サンマをはじめ青魚はこんなに身体にいいんですよ。
http://www.funinchiryou.net/mag2/20080911.html

脂といっても、肉の脂とはずいぶん違うんですから(^^♪

不飽和脂肪酸豊富なサンマは、ぜひとも積極的に食べていただきたい食材です。

そこで、クセのある青背の魚をもっと食べていただける工夫がないかなと
ちょっと考えてみました。

好きな人にとってはただ焼いただけの香ばしいところがたまらないのですが、
独特の臭いが我慢ならんという方は、煮るという手があります。

臭みを消すには、ショウガやネギ、山椒、それに豆板醤などピリ辛味を
つけるとクセが薄まって(?)食べやすくなるんです。
頭や内臓を取って、適当にブツ切りし、鍋に投入したら
煮魚の要領で調味料を入れるのですが、そこに多めのショウガや豆板醤を
加えます。お醤油の量は加減してくださいね。
オイスターソースや黒酢も使えます。
南蛮漬けとかね!
中華風や韓国風なんて、ちょっと目先が変わっていいでしょう?
和風でも、ちょっと甘めのかば焼きだったら食べやすいですよ。
丼にすると男性も大喜びじゃないでしょうか。
他にも梅干しと煮たり、山椒煮(有馬煮って言うんですね)とか、
いろんな食べ方があるんですよ~。

「和」だと煮ても焼いても無理という方には「洋」風にするという手もあります。

*サンマに小麦粉をはたいてフライパンで焼いてから、ケチャップ味で煮る
*オリーブオイルにニンニクと唐辛子の香りを移して焼く

なんていうレシピもありますよ。

サンマ=塩焼きだけじゃありません。
家族から「また~?!」って文句が出ないように、
一工夫も二工夫もして食卓にどんどん上げていきましょ。

とくにコレステロール値が高い方や成人病予備軍の男性のみなさんに
食べていただきたいのです。

女性であれば、不育症の方や血流をよくしたい方に向いているんです。
血液サラサラ効果ですね。

こんなに身体にいい旬のものを食べないで
いつでも食べれる、しかも害の多いお肉に走るなんて、
妊活から遠ざかってしまうというものです。
安上がりで家計も助かりますし、ね(^^♪

必ず新鮮なものをお求めください。
ただし、新鮮だからといって、お刺身で食べるのは考え物です。
青魚を生で食べると身体がかなり冷えますからね。
必ず火を通して食べましょう!

サンマファンとしては、塩焼きに大根おろし+スダチでお醤油垂らして
というのが最高の秋のご馳走なんですよねぇ♪

空気も乾いてきましたし、気温が下がって風邪ひく条件がそろってきました。
ここで暴飲暴食したり過労が重なったりすると、一発で風邪(ふうじゃ)に
やられます。( >д<)、;'.・
うがいや手洗いをして、身体を冷やさないようにして予防してくださいね!

次回は岡井先生が担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】秋到来編(20121004)

2012-10-05 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

もう夏の空気はそれほど感じられなくなりました。

見渡す限り、鮮やかな緑でいっぱいの新緑の夏もパワフルで
エネルギーに満ち溢れている感じがしてステキでした(^v^)
みているだけで、パワーをもらえそうな気がしますよね。

なので、これから道がどんどん落ち葉でいっぱいになっていくと思うと
少し寂しい気持ちにもなります。

ですが、これからは緑の他にも赤や黄色やまたはこれらの色のミックスなど
色んな色の葉が楽しめますね。
山の景色もどんどん変わっていくのが楽しみです(*^_^*)

さて、今回は東洋医学的でいう五臓六腑の中でもとくに妊娠に大事な蔵を
守るための、今の季節の養生についてお話したいと思います。

最近、朝晩と日中の気温の差が一段と激しいですよね。
季節の変わり目ということで体調不良の方が増えています。

◆中には風邪を引いてしまったなんて方もいらっしゃいますね。

正気(免疫力)が十分あれば少し風邪を引いたくらいではへこたれず、
すぐに回復に向かいます。
そして1~2日後くらいにはすっかり回復し、いつもの元気な状態に戻れます。

みなさん、こんな感じで順調に回復に向かってくれればいいのですが、
なかなかそうはいかないことが多いですよね(^^;)

夏のお食事の不摂生や、冷房での冷え、夜更かしなど不規則な生活リズムといった
日々の生活習慣からくるお身体の弱りは、
こういったときに浮き彫りになってあらわれます。
そして私たちの身体に良くない影響をあたえるのです。

東洋医学的には風邪の状態というのは
身体の表面のところに風邪(ふうじゃ)が侵襲した状態をいいます。
悪寒、発熱、頭痛、項部の強ばり、汗が出る、風にあたるのを嫌う
といった症状が表れます。 

このときに風邪(ふうじゃ)を追い出すための正気がしっかりしていれば、
すぐに風邪(ふうじゃ)を追い出すことができます。

しかし普段から生活の不摂生があると、
正気のが足りず、なかなか風邪(ふうじゃ)を
身体から追い出すことができません。

そして、この風邪の状態が長引くと腎臓にまで影響してしまいます。
こうなると、腰痛、寝汗、顔や手足のほてり、下痢、寒がり
などの症状が表れます。

腎臓は妊娠に大切な蔵です。

風邪の状態をこじらせてダラダラ続くと腎臓をも弱らせて、
生殖機能の弱りにもつながります((+_+))

腎臓を弱らせない(風邪をこじらせない)ためにも
夜は1時間でも早く寝るようにしたり、食べ過ぎに注意するなど
少しずつでも気を付けていきましょうね!

◆また、他にも妊娠に大事な蔵として肝臓があります。
肝臓は血を蓄え、身体の血量を調節する働きをしています。

怒り過ぎたり、イライラすると肝臓の機能は正常に働かなくなります。
また肝臓の経絡(ツボの道筋)は骨盤内を通るので
ここの血の流れが悪くなってしまうと冷え性や
オケツ(ドロドロ血、古血、滞った血)が表れます。

このオケツの状態が進むと月経不順、月経痛、頭痛、肩こり、
月経前のイライラ、めまい、足の冷え、皮膚の乾燥、
髪につやがない、目の下のクマなどが症状としてみられます。

ひどくなると、筋腫やガンという形で出てきます。

今の時期、朝晩は冷えますよね。
行き帰りの道中で冷えたり、寝冷えをしたりと
ふとしたときに冷えることも多いと思いますが、
こういった冷えもオケツのもとになります。

オケツも未妊の原因になります。

上着、ストール、腹巻、レギンス、靴下2枚履き、レッグウォ-マー
などで、冷え対策は万全にしていきましょうね。

◆他にも五臓六腑の中の脾臓というところも妊娠に関係します。

脾臓は胃腸と表裏一体の関係です。
脾臓は食べたものを身体に吸収できるような形に変える
胃腸の働きを助けます。
そしてそれを全身に送ります。
また、脾臓は水分代謝にも関係してるんですよ。

食べ過ぎなどで脾臓は弱ってしまいます。

脾臓が弱ると、不正出血、甘いものが食べたくなる、食後の眠気、
食欲不振、倦怠感、お腹が張る、めまい、泥状便、下痢、
手足の冷え、むくみ、内臓下垂などの症状が表れます。

また、食べ過ぎなどで脾臓に負担がかかると腎臓も弱めてしまいます。

これから、食べ物がおいしい食欲の秋です。

ついつい、食べ過ぎちゃう!(~o~)
季節だと思いますが、旬のものはばっちりいただいて
腹八分目でいきましょう!♪

あてはまる症状はありましたか?

みなさん、症状は表れていても気付いていない方が意外と多いです!
自覚はないけど足が冷えている方はたくさんいらっしゃいます。

みなさんのお身体に表れている症状は、みなさんの今のお身体の
状況を知るための大切なサインです。

日々違った症状が出ていることも多いです。

そういったことにいつも敏感でいると、もし何かお身体に不調があった時に
早い段階でその不調に気付くことができるはずですよ(^^)

季節の変わり目ですが、冷えや食べ過ぎに気を付けて、
そして気持ちはいつも穏やかに、体調には充分気を付けていきましょうね。

次回は近藤先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【不妊カウンセリング】判定前の緊張・不安コントロール(20120823)

2012-08-24 [記事URL]

こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

日中の暑さは相変わらずですが、夏も終わりが見えてきた感じです。
しっかり夏の思い出はできましたでしょうか?
今年はオリンピックでかなり盛り上がった夏でした。

秋が近づくと気のせいかちょっと寂しいですよね。
気のせい?
そう、”気”のせいですよ、当たりです!

夏の”気”と秋の”気”では大きな差があります。
夏は【陽の気】ですし、秋は【陰の気】に属します。
人間も自然界の生き物ですから、自然の”気”の変化には
常に影響を受けているのです。
私たちが住む宇宙を支配する(ちょっと大げさに聞こえますが)
“気”が【陽】から【陰】へとダイナミックに転換するわけですから、
なかには、いろいろと不調が出てくる人がいます。

次の季節へはできるだけマイルドに、ソフトランディング
できたらいいのですが、日頃の養生がよろしくないと
金メダリストの着地はできないのです。

というわけで、秋は秋らしく、ちょっとおセンチに(ふるっ)
しんみり過ごしていただくといいかと思います。
真夏のサンバはもう踊らなくていいのですよ~(*^。^*)

ちょっとばかしおセンチはいいのですが、
グイグイ落ち込む必要はありません。
今日は「心配で心配で」「ドキドキドキ」となりがちな
妊娠判定日直前の気持ちのコントロールについてです。

毎月の生理が来たとき、落ち込む方はけっこういらっしゃいます。
「今月もダメだったか・・・(P;Д;q泣)」

人工授精や、特に体外受精に挑戦された方でしたら、
判定日が近づく1週間は心がザワつくのも無理はありません。
不安と緊張で眠れないという方もいらっしゃるのです。

これまで何度もお話してきました通り、
緊張することがストレスとなり、身体に良い影響を与えない、
ということは頭では理解していらっしゃることと思います。
不安であろうがなかろうが、結果はもう決まっているのですから、
心配しても始まらない、とも。

それでも止められない心配・・・((((;゚Д゚))))

そんな方に想像してみてほしいのです。

あなたが念願かなって妊娠されたとします。
陽性反応が出た、と。

よかった! と喜ぶのもつかの間、
今度はちゃんと着床しているのだろうか、と心配になりませんか?
まんじりともしない1週間を過ごし、
次の検査で胎のうが見えたとします。
ほっとしますよね。
でも、心拍を聞くまでは安心できない。
またドキドキの1週間を過ごします。
では、そこもクリアできたら安心ですか?
検査のたびにドキドキは収まりませんし、
あなたの逞しい想像力はプラス方面だけでなく
マイナス方向へも無限大に膨らんでいくのですから。

その先、出産してからも子育てに不安・心配はつきものです。
キリがないといえばないのです。
一生続くかもしれません。
危険! あなたはそんな人生を選択しようとしていますよ。
どうやら妊活で心配癖を身に付けてしまったのかもしれません。

あなたは幸せになるために生まれてきて、
もっと幸せになるために、お子さんを授かろうとされているのでは?

子どもの頃、何の裏づけもない自信をもって
キラキラと毎日を送っていたご自身を思い出してくださいね。
なんでもできると信じていた人生バラ色のあの頃を。

子どものキラキラな瞳は無限大な可能性からです。
だからこそ、おとなは子どもの存在自体に希望を見出します。

その無邪気な瞳を曇らせる存在は、他でもない、おとなです。

「そんなの無理に決まってる」「できるわけないじゃない」
そう言って、子どもの前向きな気持ちをへし折ってしまう、
そんなおとなに、あなたはなってしまっていませんか?

今からでも遅くはありません。

“心配癖”を取り除きませんか?
先のことを「マイナス方向に」想像して心配する、不安になる、
そんな心の癖が身についてしまっているのでしたら、
今のうちに治しましょうよ。

それが確実にあなたの幸せに貢献してくれますし、
あなたの子どもさんの幸せにもつながるのですから。

「今、ここで、今回の治療で妊娠しないと私は不幸」?
ほんとうですか?
もっと大きな視点で見てみましょうよ。

晴れて妊娠された方々は、みなさんおっしゃいます。
「人それぞれ(妊娠する)タイミングがあるんですね」と。
だから、「諦めずに、信じて待っていてください」と
そうアドバイスされるママさんたちが大勢いらっしゃいますよ。

心配してもいいことは何も起こりません。
どうか思いつめずに、ゆるやかな気持ちで判定日を迎えてください。

今回のテーマは、判定前の緊張や不安で”逆効果”になっている
方々が非常に多いのが気になったので取り上げてみました。

どうか大事なときを心穏やかに、おおらかに過ごしていただけますように。

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


【季節の養生法】オリンピック編(20120810)

2012-08-10 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の池田由芽です(^^)

真夏のお天気が続きますね~
気分は常夏という感じです。
でも実際は常夏よりも日本の方が暑いかもしれませんね(^^;)

そんな夏真っ盛りの今日この頃、たまに涼しい夜もありますが、
やっぱり暑くて寝苦しい夜が多いですよね。
みなさま、夜はちゃんと眠れていますか?

その上、今はちょうどオリンピックシーズンです。
なでしこも銀メダルでしたね(o^-‘)b
アメリカには敗れましたが、それでも銀メダルはすごいです。

まだまだ他の競技の選手にも、ぜひともがんばってほしいです。
ぜひとも、がんばってほしいです。

そんなこんなで、夜眠りたくても応援したい試合があって
なかなか眠れない人もいてるのではないでしょうか。

でも睡眠はとっても大事です。
特に妊活においては、特に大切なのです。

概日リズムというのはご存知でしょうか。
概日リズムとは大体24時間周期で変わる生理現象で、
動物や植物などほとんどの生物に存在しています。
いわゆる体内時計のようなものですね。

概日リズムはカラダの中でつくられるものですが、
光や温度、また食事などカラダの外からの刺激によって修正されます。

ホルモンの分泌やその他の多くの人のカラダの働きには
概日リズムがあります。

夜更かしによる不眠や、航空機などでの移動によって起こる
時差ぼけ(疲労や不眠など)、月経の異常などは、
この概日リズムの乱れによって起こります。

そういったことにならないためにも、毎朝日光を浴びることが大切です。
自然の恵み、陽の気をうけ、自然のエネルギーをたっぷりいただきましょう。

また、朝は東洋医学的に陰陽でいいうと陽の時間で、
陽気を吸収しやすい時間なので、”朝”というのもポイントですよ。

そうすることでメラトニンというホルモンの働きにより、
概日リズムがつくられます。

特に、夜10時から2時までのゴールデンタイムはお肌の代謝にはもちろん、
ホルモン分泌にも必要な時間です。
なので、お仕事で仕方のない人もいらっしゃいますが、
少しがんばって、できるだけこの時間に寝ることをおすすめしますd(^^*)

概日リズムがきちんとつくられると、ホルモンの状態も良くなるので、
妊娠力UPにつながります!

また、ホルモンや生殖機能は東洋医学的には
五臓六腑の中の腎臓(腎)と深く関係しています。

この腎臓を1番弱らせようとするには、寝ないことが1番なのです。

なので、良質の睡眠をとることは腎臓にとって
すごく効果的ですよ。

また東洋医学的に夜は陰の時間で、お昼間は陽の時間です。

なので、陽の時間であるお昼間は活動的に動き、
陰の時間である夜は休養して寝ることが、
自然に従った1番いい生活スタイルです。

そんな、自然にあった生活、早寝早起きをすることで
きっと生活の快適さは良くなるはずですよ。

また寝るだけでホルモンの働きによって
肥満予防にもつながります。

ぐっすり快眠妊活で、どんどん妊娠力アップしていきましょう!

次の担当は近藤琉水先生です(^-^)
どうぞ、お楽しみに。


【不妊カウンセリング】自分のご機嫌を取ろう!(20120503)

2012-05-03 [記事URL]

こんにちは。
はりきゅう師の近藤 琉水です(^^)

GW後半に入りました。
大型連休を満喫していらっしゃるでしょうか。

9連休の方もいらっしゃることでしょうし、
お正月より長いお休みを楽しまないわけにはいきませんね(*^^)v

治療サイクルに入っておられる方は羽目をはずすわけにはいきませんが、
新緑の季節ですし、気分的にも清清しく毎日を過ごしたいですね。
今年は冬の寒さも厳しかったですし、やっと気持ちのよい季節となりました。
身も心もよ~くほぐして、開放させてあげましょう!

さて、今日は”心の病”についてお話します。

精神科や心療内科的な診断にこだわらず、心が折れている状態、
疲れ切ってしまった状態を想定してください。

不妊治療が長引くと、どうしても精神的に追い詰められていく方が多いのです。

イライラ、不安や焦りも長期にわたると着実に心をむしばんでいきます。
なにげなく言われた言葉に傷つき、実際に流産を経験して傷つき、
悲しみも輪をかけて心の傷を深くしていきます。

初診で来院される方のほとんどが抑鬱状態にあり、
おしなべて自信を喪失して、ちょっと卑屈になってしまっている方も。
頭の中は自分で数え上げた不幸で満杯なんですね。

これは心の病以外の何ものでもありません。

“心身一如(しんしんいちにょ)”といいますが、
東洋医学では心と身体は1つのごとし、と考えます。
心が病むことによって身体も病むのです。

この心の病にかかってしまうと、もともと持っているはずの
妊娠力はガタ落ちになります。
「どうせできない私だから力を出す必要はないし、第一妊娠力なんて無いわ」と。

ちょっとでも残っていて芽を出そうとしている力が
心の病によって押しつぶされ、へし折られていくんですね。

たくさんの方を診させていただいて感じるのは、
この心の病さえ克服できれば、どれほど多くの方が自力で妊娠できるだろう、
ということです。

検査をしても原因不明なのに、体外受精を何度もして、
顕微授精にも挑戦したのにカスリもしない。
そういう方ってたくさんいらっしゃいますよね。

実は自然妊娠をする力が充分あるかもしれないのに。

妊娠しづらいかもしれないけれど、妊娠できないと決め付けることはないのです。

まずは、心の病を自覚してみましょう。
自分の力じゃ妊娠なんてできっこない、と思い込んでいませんか?

不妊治療専門のドクターや高度生殖医療の助けを借りたとしても、
最終的に妊娠する力はあなたのなかにあります。

「できない、できない」だけじゃなくって、
「私ならできる」って思い込んでみてはどうでしょう。
根拠はなくてもいいのです(#^.^#)
なんなら、ご自身のよいところを数え上げてみましょう。

「やさしいし、思いやりがあるし、ユーモアのセンスがあるし、強いし・・・」

だから「赤ちゃん、私のところに来てくれたら幸せになれるよ!」
赤ちゃんに選んでもらえるお母さんになりましょうよ。

だって、いつも自信なくてクヨクヨして、小さなことに目くじらを立てている
お母さんって、子どもにとって嬉しいでしょうか?

「お父さんは○○してくれない」と文句ばっかり言ってるお母さんは?

「そこまでヒドくないんだけどなぁ~」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
だったら、あなたはパートナーやご両親、周りの人々に感謝の気持ちを持って
それを表現できているでしょうか?

他者に目を向けれなくなっているのだったら、
それは立派な心の病です。

どうしても妊娠できないことから目が離せなくて、
常に「できない自分」をこれでもかとムチ打ってはどツボにはまっている方、
まずはそんなヒドイ場所から自分を救ってあげましょうよ。
心の病から抜け出しましょう。

あなたは誰かのご機嫌を取ったことってあるかもしれませんね。
では、ご自身のご機嫌を取ったことは?

いつも幸せそうにしてる人って、自分のご機嫌を取るのが上手なんです。

日々の生活のなかでちょっとした楽しみを積極的にみつけるとか、
失敗しても「大丈夫、大丈夫」と自分を力づけたり、
うまくいったら手放しで自分を褒めてあげたり、
そして何より周囲の人や環境に感謝の気持ちを忘れてない方がいます。

落ち込んだり、心が折れそうになったとき、
自分にやさしくしてあげたらいいのであって、
余計に自分を追い詰めることをしなくていいのです。
それが自分のご機嫌を取るということ。
そして、ご自分が持っていないものではなく、
すでに手にしているものに目を向けてみましょう。

自分が持っていないものに意識を向けるということはどういうことでしょう。
たとえば「赤ちゃんがいない自分」にフォーカスしているとします。
そこから「赤ちゃんがいる自分」にはイメージも現実も発展しにくいのです。

力のある自分、とても魅力のある自分、
かわいい赤ちゃんと幸せに暮らしている自分、
ステキな夫と明るく賑やかな家庭を築いている自分、
そんなプラスなセルフ・イメージを持てれば、
今はそうじゃなくてもそういう方向に物事は発展していくものです。

もっとも、これがうまくできない人が心の病に陥っているのです。

自分のご機嫌を取るのも練習が必要かもしれません。

心の病がこれ以上進行しないように、
今日からご自分のご機嫌取りを始めてみてほしいのです。

最終的に心の病を癒すのはあなたの力です。
その力があれば、きっとあなたが今抱えている問題は乗り越えられます。

一生、不幸を誰かのせいにしたり、愚痴ばっかり言って過ごすより、
感謝の気持ちを持って心も身体も豊かに生きていければ、
しあわせがあなたを見放すはずはありませんよ!

最後にイベントのお知らせです。
2人目不妊に関する講演会を開きます。

【2人目未妊には理由がある!?】
日 時:5月6日 午後2時~4時
場 所:大阪市中央区大手町 ドーンセンター4階 中会議室3にて
内 容:2人目未妊の原因体質を東洋医学の視点で解説!
    2人目未妊体質を改善するためのケアの仕方…などを
    講演会&ワーク形式でお伝えします。
参加費:2,000円
※お子さま連れの方も参加可能です。
 お子さまは別室にてお預かりとい形になります。
☆ただ今、申込み受付中です。
【20名さま限定】となっております。申込みはお早めにどうぞ!
お申込みはコチラのメールにお願いします。
info(@にしてください)harikyuu-seishindou.com

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!


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