【食養生で妊娠力アップ】アサイー(20141113)

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【食養生で妊娠力アップ】アサイー(20141113)

2014-11-15

こんにちは。
はりきゅう師の近藤琉水です(^^)

秋も深まり、いよいよ冬が到来しました。
まだ紅葉の季節なのでピンと来ないかもしれませんが、
暦のうえではもうれっきとした冬です。

今年は台風や自然災害が多かったですよね。
土砂災害や火山噴火の被害に遭う方もいらっしゃって
ほんとうに自然の力は恐ろしいと思います。
犠牲になった方々、被災された方々にお見舞い申し上げます。

純粋に自然災害だけでないところがさらに怖いですよね…

自然に逆らわず、順応していかねば、
そして災害の予防、対策をしていかなくてはいけませんね。

さて、今日は食養生のお話なんですが、
しばらく前から人気のアサイーを取り上げたいと思います。

セレブの間で「ハワイに行ったらアサイーボウル!」と
人気が出て、パンケーキと同様、流行しています。
“奇跡のフルーツ”とか”スーパーフルーツ”なんて言われますよね!

何なの、それ? という方もいらっしゃるかも、
ということでちょっと説明を。

アサイーはブラジル原産のヤシ科の植物です。
ハワイ産ではなく、アマゾン熱帯雨林で自生・栽培されている
“アマゾンフルーツ”です。
実はブルーベリーに似ているのですが、まったく別物なんです。

20メートルにもなる木に一年中実るそうで、
人が木に登って収穫するそうですよ!

実は直径1センチ強くらいで可食部分が非常に少なく、
水を加えてすりつぶし、ペースト状にしたものを
食べるのです。

果実というからには甘いのかと思いきや、
元の味は甘くも酸っぱくもないそうです。
現地ではおかずにつけるソースのような食べ方をするそうです。

なぜ”奇跡のフルーツ”なのかというと、
その豊富な栄養価に秘密があります。

抗酸化作用のあるアントシアニン(ポリフェノール)が、
ブルーベリーの約18倍! 赤ワインの約30倍!!

鉄分はプルーンの約10倍!
レバーの約3倍!

マグネシウムはブロッコリーの約10倍

食物繊維はゴボウの約3倍!

カルシウムは牛乳の約2倍!

ビタミン類、亜鉛、必須脂肪酸、アミノ酸も豊富。

まさに、”スーパー”というのもうなずけますよね!
脅威的な栄養価!!

とくにポリフェノールはベビ待ちさんにとって重要なんです!

“抗酸化作用”といって、身体のサビツキを防止する、
まさにアンチエイジングな効能です!
体内で活性酸素による酸化を防ぐのです。

私たちにとって、活性酸素もちょっとはなくては困るのですが
(細菌やウイルスを撃退します)、
増えすぎると自分の細胞を酸化させ、傷つけはじめます。
これが老化、エイジングなんですね。
また、ガンを引き起こす原因ともなるんです。

アサイーに含まれる抗酸化物質は人体にとくに吸収されやすい
そうですので、これは利用しない手はありませんね!

流行りのカフェなどでは「アサイーボウル」が食べられるところも
あるでしょうが、ここはハワイじゃないのでどこでもある
というわけではありません。

通販やコストコで冷凍のものが手に入るので、
それを利用して、フルーツと一緒にスムージーなどをつくって
ハチミツで甘味を加えて食べるのがいいでしょうか。

南米特産の果実なので、薬膳的には詳しい資料がありません。

効能からの予想の範囲ですが、腎を補う力が強いのではないかと思います。
また、血虚にも効きそうですし、貧血ぎみの方におすすめできますね。

ただし、注意点もあります。

熱帯の植物ということで、身体を冷やす可能性が高いこと。
冷凍状態であれば尚更ですよね(^_^;)

地球の反対側からやってくる輸入食品ですから、
長期間輸送されてきたことを考えると、
植物自体の”気”は薄れていることは否めません。
パックされた加工食品ですからね。

そして、我々のご先祖が代々食べてきた食品ではない点。
私たちの身体にどのような影響があるのか、
証明はできていません。

こういった点も忘れることなく、
気持ち控えめに摂取するのがベターなのではないでしょうか。

とくに冬場は要注意かもしれませんね。

というわけで、私も夏の間実験的に小まめに食べてましたが、
秋口から頻度と量を減らしています。

ポリフェノールのアンチエイジング+美容効果を期待して
たまに食べるようにしたいなと考えています。

もちろん、抗酸化物質を含む食材は他にもたくさんありますから
分散させていただくのがよろしいかと。

毎朝冷たいアサイーボウルを食べていたら
身体を冷やしてしまって温活が台無しですよ~(^_^;)
ご注意くださいね!

次回は岡井先生の担当です。
どうぞお楽しみに!



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