初夏の味覚-そらまめ No.1(20100415)

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初夏の味覚-そらまめ No.1(20100415)

2010-04-17

みなさま、こんにちは。はりきゅう師の近藤琉水です(^^)
お久しぶりです~!! いかがお過ごしでしょうか。
すっかり桜も散ってしまいましたが、これからはつつじの季節ですね♪

二ヶ月近くお休みをいただいておりましたが、このたびメルマガを再開
することになりました。
長らくお待ちいただいていた当メルマガ読者のみなさま、ありがとうございます!
再びがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いしますね!!

今日のテーマは”そらまめ”です。2回にわけてお届けしますね。

「空豆」、あるいは「蚕豆」とも書くようですね。(中国では「蚕豆」です)
さやが空に向かってつくのでそういう名前がつきました。
また、さやの形が蚕に似ているのでそういう字があてられたそうですよ。

ソラマメは世界最古の農産物の一つと言われています。
中央アジアあたりが原産地とされていますが、比較的寒い地方が
向いているようです。
中国の辛味噌、豆板醤の原料にもなっているだけあって、
アジアでも古くから親しまれている豆です。
また、中東では名物料理のファラフェルの材料ですし、
世界各地で食用とされています。
ヨーロッパでも新石器時代の遺跡から発見されているそうですよ!
日本には8世紀頃に中国から渡来したそうです。

日本では生食用の大粒種が一般的で、塩ゆでにしたりさやごと焼いたりして、
塩をふって食べるのがおいしいですね。
鮮やかな緑色や、ふっくらした大きな豆が視覚的にもご馳走です。
乾燥豆を揚げたものが「いかり豆」です。
おいしいのでつい食べ過ぎてお腹が張るんですよね・・・(^_^;)

さて、ソラマメの栄養を見ていきましょう。
栄養成分の主だったものとしては、糖質とたんぱく質です。
糖質のなかでもデンプンが多く、あずきのようにあんこの材料になりますよ。
食物繊維も豊富です。

ビタミン(V)類では、B1、B2、Cも含まれます。
なかでも豊富なB2は、皮膚や髪の健康維持に重要です。
VB類は栄養素の燃焼を助け、代謝をよくしますので、肥満防止にも役立ちますよ。
疲労感や倦怠感の解消にも効果があります。
造血ビタミン、葉酸もかなり豊富ですよ!

ミネラル類では、カルシウム、カリウム、鉄分が多いです。
非ヘム鉄なので吸収はよくありませんが、VCや動物性たんぱく質と
一緒に接種すると
吸収がよくなります。
また、亜鉛も多いですね。強壮作用もありますし、お肌のトラブル解消にも
いいでしょう。

ソラマメには血圧を下げる働きがあります。動脈硬化にも効果がありますよ。
便秘には、中のやわらかい実だけでなく、皮ごと食べるといいですね。
水分代謝を促す働きもありますので、むくみが気になる方にいいでしょう。

では、漢方的な情報は次回にお届けすることにしますね。

どうぞお楽しみに!



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